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幅15cmの本格エスプレッソマシン、日本初上陸KRUPS by T-fal
2026年8月31日 10:04
グループセブ ジャパンは、日本初上陸ブランド「KRUPS by T-fal」から、全自動エスプレッソマシン「COFFEE CRUSH(コーヒークラッシュ)」を9月に発売する。スタンダードモデル「COFFEE CRUSH」と、上位モデル「COFFEE CRUSH EXPERIENCE(エクスペリエンス)」の2機種をラインナップ。価格は順に60,000円、70,000円。
「KRUPS by T-fal」のルーツであるKRUPSは、1846年にドイツで創業し、世界約70カ国で展開するコーヒー家電ブランド。本製品は「贅沢な味わいを、すっきりコンパクトに」をコンセプトとする全自動エスプレッソマシンで、幅約15cmのスリムな本体が最大の特徴。
奥行きもA4判よりコンパクトで、限られたキッチンカウンタースペースにも置きやすい。シンプルで洗練されたデザインにより、インテリアにもなじみやすいとしている。2機種とも本体サイズは約15×29×36cm(幅×奥行き×高さ)。
使い方はシンプルで、水タンクに水を入れ、豆ホッパーにコーヒー豆をセットし、タッチ操作式パネルでメニューを選択。豆の粉砕、水の加熱、粉を押し固めるタンピング、抽出までの工程を全自動で行なう。両機種とも、豆量/抽出量/湯温をそれぞれ3段階で設定可能。好みや豆に合わせて味わいを調整できる。
操作部は、アイコンとバックライトLEDを備えるタッチ操作式パネル。未使用時は表示が消えるため、操作部が目立ちにくく、キッチン空間にもなじみやすい。表示は基本的に英語だが、各機能を示すアイコンがわかりやすく、操作内容を把握しやすい。
上位モデルは水出しコーヒーにも対応
スタンダードモデルのCOFFEE CRUSHは、「エスプレッソ/ルンゴ/ドリップ」の3メニューを搭載。エスプレッソは連続加圧抽出により、コクと深みのある味わいを引き出す。ルンゴはエスプレッソの約2倍の水量で抽出するメニューで、エスプレッソらしい濃厚さを残しつつ、よりすっきりと飲みやすい1杯に仕上がる。ドリップでは、ドリップコーヒーのような味わいを目指しつつ、表面にはクレマも生まれるという。粉モードに設定すれば、コーヒー粉からも抽出可能。
上位モデルのCOFFEE CRUSH EXPERIENCEには、これらに加えて「コールドブリュー」を搭載する。通常は完成まで8時間程度かかることが多い水出しコーヒーを、約1分40秒で抽出できるという。加熱せず、常温の水をパルス加圧で抽出することで、苦味や酸味を抑えたすっきりとした味わいに。氷を入れたグラスへ直接抽出すれば、暑い時期にもぴったりの1杯を楽しめる。
さらに上位モデルはスチームモードとスチームノズルを搭載。スチームミルクやフォームミルクを作ることができ、エスプレッソと組み合わせてカフェラテやカプチーノも楽しめる。またコーヒー豆の挽き目は、スタンダードモデルが3段階、上位モデルは5段階に調整可能。
カフェクオリティの本格的なエスプレッソ
味わいを支える主な技術は3つ。1つ目はステンレス製コーン式グラインダーが、低回転で豆を均一に挽くことで摩擦熱を抑え、コーヒー豆のアロマや風味を引き出す。2つ目は厚膜コンパクトヒーターが水をすばやく加熱し、安定した温度でコーヒーを抽出する。3つ目は15気圧仕様の高圧ポンプで、エスプレッソに適した約8〜9気圧の圧力で抽出し、濃厚な味わいときめ細かなクレマを引き出す。これらによって、カフェクオリティの本格的なエスプレッソを実現する。
エスプレッソとルンゴを試飲したところ、いずれも表面に厚みのあるクレマが立ち、口当たりはなめらかだった。エスプレッソは少量ながら凝縮感のある味わいで、ルンゴはコーヒーらしい深みと飲みごたえを残しながらも、エスプレッソに比べるとすっきりと飲みやすい印象。
幅約15cmのコンパクトな全自動機ながら、抽出した1杯はカフェで飲むエスプレッソ系コーヒーを思わせる満足感があった。限られたスペースでも本格的な味わいを楽しめるという製品コンセプトに見合う仕上がりといえそうだ。
抽出後のコーヒー粉はボタンひとつで落とせる
手入れのしやすさにも配慮されている。抽出後のコーヒー粉は、フィルターを手前に引き出して逆さにし、底面のボタンを押すことで落とせる。フィルターを水ですすいで本体に戻せば、次の抽出準備が整う。フィルター洗浄や内部洗浄が必要なタイミングはアラートで知らせる。
COFFEE CRUSHは、サイズを理由に全自動エスプレッソマシンを選びにくかった人、特にキッチンスペースが限られる単身世帯や、調理家電でカウンターが埋まりがちな家庭にとっても、検討しやすい1台となりそうだ。









