ニュース
パナソニックのドラム洗濯機、乾きにくさ解消するサイクロンユニット採用
2026年8月20日 18:31
パナソニックは、ななめドラム洗濯乾燥機の乾燥性能低下を抑える機能を備えた「NA-LX129FL」と「NA-LX127FL」を10月上旬に発売する。両モデルとも洗濯/脱水容量は12kg、乾燥容量は6kgで、いずれも乾燥方式はヒートポンプ式。価格はオープンで、直販価格は順に398,970円、358,380円。
乾燥運転時に発生するホコリや髪の毛をサイクロンで捕集する「乾燥長もちユニット」を搭載したのが大きな特徴。同社が実施したユーザー調査によると、購入から3年未満のユーザーのうち約半数が「買った当初よりも乾燥に時間がかかるようになった、乾きにくくなった」との不満を抱えていることなどを背景に開発された。
乾燥性能が低下する大きな要因のひとつが、ヒートポンプ乾燥の心臓部である熱交換器へのホコリの詰まりだ。同社が検証したところ、熱交換器に堆積するホコリの核となっているのが、従来のメッシュフィルターをすり抜けた髪の毛であることが判明した。
従来機では、乾燥時の風の通り道に平らなメッシュフィルターを配置し、ホコリを遮る仕組みを採用していた。しかし、この方式では衣類から出る細い髪の毛などがメッシュの隙間をすり抜けやすく、その髪の毛が風路の奥にある熱交換器の隙間に絡みついてしまう。そこに微細なホコリがさらに吸い寄せられて絡みつき、徐々に蓄積して頑固な目詰まりを引き起こしていた。これが、数年間の実使用で乾燥時間が長くなる主原因だった。
一方、新方式の「乾燥長もちユニット」は、平らなフィルターで風を受け止めるのではなく、ユニット内部に湿った温風を送り込み、グルグルと強い風を回す「サイクロン」を発生させる。このサイクロンによる強力な遠心力を利用し、空気よりも重いホコリや髪の毛を外側に弾き飛ばし、風路から分離する。
遠心力で分離されたゴミは、ユニット内部の壁面に押し付けられながらまとめられる。これにより、従来のフィルターをすり抜けていた髪の毛も99.9%以上を捕集し、熱交換器への到達を防ぐという。熱交換器にホコリが堆積するのを大幅に低減できるため、購入時の乾燥性能が長く持続する。
さらに、捕集したホコリや髪の毛は、ユニットのボタンをワンプッシュするだけで簡単に取り出せる。また、このユニットを搭載するモデルを対象に、専門スタッフによる「ヒートポンプユニット クリーニングサービス」の申し込み可能期間を購入後5年に延長し、長期の使用をサポートする体制を整えた。
洗剤や柔軟剤の自動投入機能も強化
液体洗剤や柔軟剤、おしゃれ着洗剤などを自動で計量して投入する「トリプル自動投入」機能も強化させたとする。
従来の自動投入機能は、液剤の固着や詰まりを防ぐため、3カ月に1回程度の頻度で水やお湯を使った手動の経路洗浄を行なう必要があった。新モデルでは、この自動投入経路の洗浄を自動で行なう機構を搭載。これにより、面倒だった手動での経路メンテナンスが不要になり、液剤の通り道を常にキレイに保てる。
さらに、柔軟剤を使用する2タンク目と、用途に合わせて液剤を切り替えられる3タンク目の容量を増やし、洗剤などの補充回数をさらに減らせる仕様とした。
そのほか高い低振動設計を突き詰め、洗濯行程における洗い時の運転音を32dB、脱水時の運転音を36dBに抑え、時間帯を気にせず安心して洗濯を行なえる。
従来機からの「大風量ヒートポンプ はやふわ乾燥」や、温水の力で黄ばみやニオイを洗い流す「温水スゴ落ち泡洗浄」なども継承している。
両モデルとも本体サイズは、639×732×1,060mm(幅×奥行き×高さ)。洗濯/脱水容量は12kgで、乾燥容量は6kg。
なお2モデルの違いは、「NA-LX129FL」の操作部にカラー液晶タッチパネルが搭載されている一方で、「NA-LX127FL」の操作部にはフルドット液晶と操作リングが採用されている。また、「NA-LX129FL」がナノイーXを搭載する一方、「NA-LX127FL」は非搭載。本体カラーは「NA-LX129FL」がマットホワイトとサンドグレージュの2色、「NA-LX127FL」がマットホワイトの1色。





