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京セラ、半固体の住宅用蓄電池 発火リスク低減

Enerezza Plus II(エネレッツァ プラスツー)

京セラは、安全性と長寿命を両立した住宅用リチウムイオン蓄電システム「Enerezza Plus II(エネレッツァ プラスツー)」を、今春から展開している。

ファインセラミック技術を活かした「半固体クレイ型蓄電池」を採用。高温環境下でも安全性が高いリン酸鉄リチウム(LFP)と、引火点の高い同社開発の電解液を用いることで、発火や液漏れのリスクを大幅に抑えた。第三者機関による消防法危険物確認評価試験では「非危険物」と判定されている。

第三者分析機関による消防法危険物確認評価試験においては、非危険物と判定されている

また高い耐久性を備え、20,000サイクルの充放電を繰り返しても定格容量の約60%を維持するという。蓄電池ユニットはすべて滋賀県の野洲工場で製造された日本製。

蓄電池の容量は家庭のライフスタイルに合わせて選択可能で、定格容量5.7kWh、11.4kWh、17.1kWhの3段階の構成をラインナップする。大容量パワーコンディショナの採用により自立運転時は最大6,000Wの高出力に対応し、停電時でも消費電力の大きい家電製品を含めて同時に使用しやすい。

システム構成は、太陽光発電システムとの同時設置や外部電源からの給電に対応する「マルチ入力型」、ベーシックな「ハイブリッド型」、既存の太陽光発電システムに後付けしやすい「単機能型」の3種類を用意。マルチ入力型では、車の車載コンセントなどに専用ケーブルを接続することで、夜間や雨天の停電時でも車の電力を宅内で活用できる。

このほか大雨や暴風などの気象警報に応じて、自動で充電を優先する「レジリエンスモード」を搭載。スマートフォンやタブレットから電力状況を確認できるネットワークサービス「ハウスマイルネットワーク」にも対応する。

蓄電池ユニットの設置場所は、屋内と屋外のどちらにも対応。保証体制については、機器保証および容量保証が15年、自然災害保証が10年付帯する。