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パナソニックエアコン、長時間つけっぱなしでも省エネに
2025年12月8日 13:05
パナソニックは、これまで200V機種に搭載していた「エコロータリー コンプレッサー」を、100V機種にも新たに搭載したルームエアコン「エオリア Xシリーズ」を2026年1月下旬に発売する。6畳用「CS-X226D」~29畳用「CS-X906D2」の11機種をラインナップ。価格はオープンで、市場想定価格は29~43万円。
ハイグレードモデルのルームエアコン。室温安定時の冷房最小出力を約40%低減し、快適な室温をキープしながら消費電力を削減できるという。「エコロータリー コンプレッサー」搭載機種を拡大することで、約6畳~26畳の幅広いラインナップから省エネなエアコンを選べるようになった。
2025年に発売した200V機種では冷房時の最小出力0.3kWを実現。新たな制御技術の高度化などにより、100V機種にまで「エコロータリー コンプレッサー」の搭載を拡大し、同社エアコンとして初めて最小出力0.2kWを達成した。これにより、設定温度到達後の「冷房安定時」に運転をオン/オフする回数が低減され、連続運転が可能になることで消費電力量が削減されるという。
ナノイーXを搭載。空間臭や付着臭の脱臭に加え、新たに部屋に漂うニオイの防臭効果も確認されている。ニオイの原因菌の増殖を抑制することで、ニオイの発生を予防するという。
スマホからエアコンが操作できる「エオリア アプリ」にも対応。このほか、IoT機器の安全性や信頼性を客観的に評価・可視化するため、2025年度から開始されたセキュリティラベリング制度(JC-STAR)において適合ラベル★1(レベル1)を取得している。
室内機のサイズは799×385×295mm(幅×奥行き×高さ)。6畳用「CS-X226D」の室外機は799×299×630mm(同)で、消費電力量の目安は冷房時156kWh、暖房時465kWh。

