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水拭きクローラーモップが強力なロボット掃除機Narwal Flow
2025年10月16日 16:05
Narwal Japan(ナーワル)は、独自のクローラーモップを備えたロボット掃除機「Narwal Flow」を11月7日より発売する。価格は199,800円。10月16日より予約を受け付けている。直販サイト限定で吸引力など一部仕様が異なる「Narwal Flow Performance」も用意し、価格は189,800円。
強力な水拭きと吸引が可能なNarwalロボット掃除機のハイエンドモデル。9月にドイツで行なわれた「IFA 2025」においてグローバル発表されていた。
毎分110回転する「クローラーモップ」を備え、約45℃の温水と約12N(約1.2kg)の強い圧力で汚れに対処する。モップは円筒ではなく平らな面を広くとっており、ローラーよりも16倍という広い接地面積で床を掃除できる。
掃除しながら16のノズルでモップに注水し、スクレイパーで汚れた水を取り除きながら常にモップを洗浄するため、汚れが床に広がらない仕組みになっているのも特徴。さらに、壁際や隅まで掃除しやすいように、モップが横に伸びる機構も装備。モップ部分の交換の目安は、90m2の広さを1日1回掃除した場合、約9カ月。
最大22,000Paの吸引力でゴミを強力に取り除く。可動式のブラシカバーを備え、カーペットなどに密着して吸引することで、空気の漏れを防ぎ効率的に清掃。カーペットの繊維の奥まで強力に吸えるようにした。
デュアルRGBカメラを備え、200種類以上の物体を識別し、5mm精度で障害物を回避しながら清掃するNarMind Pro自律型システムを搭載する。LiDARは埋め込み型で、家具の下など低い場所にも入りやすくなっている。部屋の段差は最大4cmまで乗り越える。
ゴミを集めるメインブラシは片端固定の構造で、らせん状のゴムブラシによって、髪の毛などが絡まるのを防止する。サイドブラシも部屋の隅までゴミをかき集める新形状を採用する。掃除後はベースステーションで自動的にゴミ収集を行ない、最長120日間ゴミ捨てが不要。モップは45℃~80℃の温水で洗浄する。
本体サイズは363.5×351.2×95mm、重量は約5kg。ベースステーションは430×402×461mm、約10.2kg。
なお、直販限定モデルのNarwal Flow Performanceは一部仕様が異なり、吸引力が20,000Pa、水拭きの圧力が10N(約1kg)、認識できる物体が150種類となっている。
5万円を切る高コスパな「Narwal Freo S」、水拭きスティック掃除機「Narwal S30」も
より手頃なロボット掃除機として、「Narwal Freo S」も10月30日に発売。価格は49,800円。
8,000Paの吸引力と、8Nの圧力による水拭き機能を装備。高速マッピング機能や障害物の回避、音声コントロールなどに対応する。ステーションでのゴミ自動収集機能により、180日間ゴミ捨て不要となっている。
水拭きスティック掃除機の「Narwal S30」は、11月7日発売で価格は54,900円。10月16日より予約を受け付ける。
20,000Paの吸引力を備え、髪の毛などの絡まりを防ぐデュアルコーム絡まり防止機構を搭載。清水タンクからモップに給水して汚水タンクへためる仕組みで、汚水から固形のゴミはフィルターで分けて捨てられる。
本体は、家具の下など低い場所も拭けるように、180度の水平に倒せる設計。掃除後は80℃の温水でのモップ自動洗浄と、70℃の高温乾燥に対応する。
