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ダイソン、空気清浄機や掃除機を海外発表「新しいフォーマット」
2025年9月5日 13:30
ダイソンは9月4日、ベルリンのダイソン デモ ストアで新製品を発表した。ラインナップは「Dyson HushJet 空気清浄機」「Dyson Cool CF1 ファン」「Dyson Hot+Cool HF1 Remote Link Pre-Heat ファンヒーター」「Dyson Spot+Scrub Ai ロボット掃除機」「Dyson Clean+Wash Hygiene」「Dyson PencilVac」「Dyson V8 Cyclone コードレスクリーナー」「Dyson V16 Piston Animal」「Dyson Airwrap Co-anda 2x マルチスタイラー＆ドライヤー」「Dyson Omega シリーズ」「Dyson Supersonic r ヘアドライヤー」の11製品。
11製品のうち、スリムなスティック掃除機「Dyson PencilVac」と、ダイソンで最も軽く小さいヘアドライヤー「Dyson Supersonic r ヘアドライヤー」はすでに日本で販売中。そのほかの各新製品の日本における発売予定については後日発表するという。
新製品の一つ「Dyson HushJet 空気清浄機」は、コンパクトながら高い気流と静音性が特徴。
新開発の「HushJet ノズル」を搭載。ダイソン独自のAir Multiplierテクノロジーを進化させ、排気口からの空気の流れをより速く、よりパワフルに、静かにする新しい仕組みを導入した。動作音は最小13dBと低騒音ながら、従来品の約2倍のパワーを実現している。
サイズの面ではDyson Purifier Big+Quiet 空気清浄機の約1/3ながら、空気清浄能力の約80%を発揮し、集中したい環境や寝室に適しているという。
ダイソン史上最速かつ最静音で最もパワフルな2in1タイプの「Dyson Hot+Cool HF1 Remote Link Pre-Heat ファンヒーター」。従来製品より素早く部屋を暖め、動作音を25%低減。新しいナイトモードにより、一日を通して設定した温度を維持する。ダイソンのファンヒーターで初めて「MyDysonアプリ」を通じた遠隔操作も可能となっている。
ロボット掃除機技術を進化させた次世代モデル「Dyson Spot+Scrub Ai ロボット掃除機」は、吸引掃除と水拭き掃除の両方に対応。
AIによりゴミや汚れを検知し、汚れを識別/対処/確認/清掃しながら、障害物を正確に回避。AI搭載カメラ、緑色のLED、スマートナビゲーションを活用し、ケーブルや靴下など約200種類の物体を認識。
画像処理を用いた汚れ検知システムにより、清掃で汚れが除去できたことを確認するまで、頑固な汚れを繰り返して掃除する。自動クリーニング機能付きのウェットローラーには12カ所の給水口を装備。サイクロン式のバッグレスドックによりゴミを自動で収集することで、衛生的な掃除とパワフルな吸引力を維持する。「MyDysonアプリ」で、清掃した場所の確認や、エリアごとの最適な設定も行なえる。
「Dyson Clean+Wash Hygiene」は軽量のウェット&ドライクリーナー。不衛生になりやすいフィルターの問題を解消し、フローリングなどの硬い床掃除に適する。
菌やニオイへの対策として、乾いたゴミも汚れた水も、すべてクリーナーヘッド内に封じ込める。独自のシステムにより、パイプ内での汚れや細菌の蓄積、フィルター詰まり、吸引力の低下を防ぐ。床に触れるのは常にきれいな水だけで掃除できるようになっている。
ヘッドのローラーには、1cm2あたり84,000本のマイクロファイバーを備え、ナイロンブラシを埋め込むことで、ひと拭きごとにより多くの汚れを取り除く。本体は3.7kgと軽く、薄型のため家具の下や壁際もスムーズに掃除。徹底した衛生管理や、拭き跡の残らない仕上がり、手間のかからないメンテナンス性が特徴。
ジェームズ・ダイソン「新しいフォーマット」提案
ベルリンでの発表会では、ジェームズ・ダイソンさんは次のようにコメントしている。
「私たちはこれまで、デザイン、テクノロジー、そして最先端の研究を通じて、製品のフォーマットを再構築してきました。新しいモーター、ヒーター、分離システム、空力技術を開発することで、フォーマットを根本から変えつつも、高性能な製品を実現してきたのです。吸引力が変わらないサイクロン掃除機、高速モーター、コードレススティック、ロボットビジョンシステム、羽根のない扇風機、Dyson Airblade ハンドドライヤー、そして超高速デジタルモーターを搭載したDyson Supersonic ヘアドライヤーを生み出しました。本日、私たちは再設計されたダイソン製品とともに、新たなフォーマットを発表します」
