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エアコン試運転、夏の前のチェックポイント コロナ
2025年6月11日 15:05
コロナは、6月上旬からエアコン使用が本格化し、万が一の故障対応に時間がかかる場合もあるとして、「早めの試運転」のポイントを紹介した。
同社によれば、毎年エアコンを使用しはじめる時期になると故障相談や問い合わせが集中し、対応までに時間を要する場合があるという。エアコンは、長期間使用していないとホコリや湿気が溜まりやすく、異臭や異音、冷風が出ないといった不具合が発生するリスクが高まる。そのため、暑さが本格化する前のエアコンの試運転が大切だとする。
試運転時のチェックポイント
試運転の前に、エアコンの室内機・室外機の周辺もチェックしておこう。
- 室内機・室外機の吸込口や吹出口がふさがれていないか
- エアコンのフィルターにほこりなどの汚れが溜まっていないか(掃除をすることで運転効率が上がり、省エネに繋がる)
- ドレンホースの排出口がふさがれていないか
- 電源プラグがコンセントにしっかりと差し込まれているか
実際の試運転は、運転モードを「冷房」にし、最低温度に設定で10分程度運転し、次のことをチェックする。問題があればメーカーや販売店へ相談しよう。
- 冷気がしっかり出るか、異音・異臭がないか
- 運転中に異常を示すランプが点灯していないか
- 問題がなければ30分運転を続け、室内機から水漏れがないかを確認する
このほか、同社はエアコンの運転の効率を最大化するため、室外機の周りは風通しを良くしておくことや、フィルターのこまめな手入れをすすめている。フィルター掃除は節電に繋がるため、2週間に一度の頻度で手入れするよう案内している。
また、使用時は「自動運転モードを活用すること」「30分以内の外出なら電源は入れたままのほうが省エネになるためON/OFFを繰り返さない」「冷気は下に溜まりやすいため、風向きは水平または上向きで使う」「直射日光を抑えるため、カーテンやブラインドを使用する」といったポイントも紹介している。