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Ankerの防犯カメラ Wi-Fiなしで使えるSIM対応も

防塵防水性を備えた屋外用防犯カメラを順次発売

アンカー・ジャパンは、防塵防水性を備えた屋外用防犯カメラ3機種を、5月22日から順次発売する。価格は17,990円〜59,990円。いずれも購入後の月額料金は不要。

ソーラーパネル搭載の屋外用防犯カメラのエントリーモデル

「Eufy SoloCam E30 T8171321」は、屋外用防犯カメラのエントリーモデル。5月22日に発売し、価格は17,990円。

Eufy SoloCam E30

カメラ本体から取り外して設置できるソーラーパネルのほか、バッテリーを搭載。満充電時には最大90日間の使用が可能で、日当たりの良い場所で1日あたり2時間のソーラー充電ができれば、電源からの充電の手間が省ける。

カメラ部は、水平方向に360度、垂直方向に70度回転して広範囲に撮影する。AIによるモーショントラッキング機能を備え、人やペットの動きを検地すると自動で追従して撮影する。撮影解像度は2K(2,304×1,296画素)で、フレームレートは15fps。なお記録媒体として、最大128GBのmicroSDカードが必要(別売)。

夜間には赤外線センサーによるモノクロ動画の撮影が可能。スポットライトは非搭載。

本体サイズは92×92×129mmで、重さは約570g。取付ブラケットや取付ネジなどが付属する。本体はホワイトの1色。

顔認識機能を備えた屋外用防犯カメラのハイエンドモデル

「Eufy eufyCam S3 Pro 2-Cam Kit」は、屋外用防犯カメラのハイエンドモデル。5月22日に予約販売を開始し、価格は59,990円。

Eufy eufyCam S3 Pro 2-Cam Kit

同機はカメラ2つと、HomeBase S380とで構成される。カメラ部はソーラーパネルに加えて、約365日持続するバッテリーを内蔵。日当たりのよくない場所に設置する場合には、外付けのソーラーパネルを利用して充電できる(外付けソーラーパネル1セットが同梱)。

カメラ2つと、HomeBase S380とで構成される

従来の赤外線に加えてレーダーによる検知方式を採用。2つの検知方法により、最大12m先までの動作検知を可能にした。

本体にAIを搭載することで、ライトがない場所でも昼間のような鮮明な撮影を可能にする。最大9m離れた場所にある、人の顔やナンバープレートを、フルカラーで識別できるとしている。カメラの解像度は最大4K(3,840×2,160画素=約800万画素)で、

真っ暗なブース内を撮影した時にも、被写体をフルカラーで鮮明に撮影できていた

付属の HomeBase S380 は、顔認識AI技術「BionicMind」を搭載。撮影した人の顔を、アプリで登録しておける。登録した人とそれ以外の人の顔を判別し、自動撮影の有無などを設定できる。

なお HomeBase S380は16GBのメモリーを内蔵し、録画データを保存できる。さらに別売のHDDを追加でき、最大16TBまで容量を拡張可能だ。

カメラの本体サイズは約69×144×82mmで、重さは約540g。HomeBase S380の本体サイズは約109×78×144mmで、重さは約660g。IP67の防塵防水性を備える。取付ブラケットなどを付属。

冬頃に発売予定の、農場などでも使える防犯カメラ

「Eufy 4G LTE Cam S330」は、Wi-Fiのほか4G LTE SIM通信に対応し、Wi-Fiが届かない場所でも設置可能。価格は39,990円(SIMカードは別売)。冬頃に発売予定。

Eufy 4G LTE Cam S330

容量9,400mAhのバッテリーとソーラーパネルを備え、曇りや雨の日が続いても、約30日はバッテリーで稼働する。IP55の防塵防水性を備え、自宅はもちろん倉庫や田畑など様々な場所で使える。

レンズの視野角は138度で、カメラは水平344度、垂直70度の首振りに対応する。AIによるモーショントラッキング機能を搭載し、人やペットの動きに自動で追従して写し続ける。

解像度は最大4K(約800万画素)で、フレームレートは15fps。明るさ100lmのスポットライトを備えるほか、カラーのナイトビジョン撮影も行なえる。

本体サイズは約90×90×144mmで、重さは約600g。取付ブラケットなどを付属。

レンズの視野角は138度で首振りに対応。人やペットの動きに自動で追従して写す

なおいずれの機種も、使用にはスマートフォンにEufy アプリをインストールする必要がある。アプリ操作で、本機をWi-Fi接続してセットアップすることで使用可能になる。