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貯湯ユニットとバックアップ熱源機を一体化したエネファーム
(2015/2/4 14:47)
パナソニックと東京ガスは、戸建て向けの家庭用燃料電池「エネファーム」を共同で開発した。東京ガスが4月1日に発売する。
貯湯ユニットとバックアップ熱源機の一体型・別置型の2種類をラインナップ。停電時発電継続機能を燃料電池ユニットに内蔵した機種も発売する。希望小売価格は停電時発電継続機能なしが1,600,000円、停電時発電継続機能付きが1,670,000円。いずれも税抜価格。
従来はオプション品として別付けされていた停電時発電継続機能を内蔵した機種を追加。停電発生時にエネファームが発電している場合は、500W以下の電力を最長約4日間に渡り、停電時専用コンセントを通じて供給する。携帯電話の充電やテレビに加え、給湯や床暖房を使える。
一体型は、専用のバックアップ熱源機を開発して貯湯ユニットに内蔵することで、2011年モデルよりも貯湯ユニットの奥行きを80mm薄くした。また、一体型、別置型ともに、高さを現行品より100mm低くした。設置スペースに制約の多い首都圏の戸建て住宅に導入しやすいという。
一体型の本体サイズは、貯湯ユニットが700×400×1,750mm(幅×奥行き×高さ)、燃料電池ユニットが400×400×1,750mm(同)。本体重量は貯湯ユニットが88kg、燃料電池ユニットが77kg。発電出力は200W~700W。貯湯タンク容量は140L。