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肩パッドがずれにくい「まめぴたパッド」採用の電動アシスト自転車
(2014/11/19 15:39)
パナソニックは、幼児2人が同乗できる電動アシスト自転車「ギュット・ミニ・DX」を2015年1月上旬より発売する。希望小売価格は14万円(税抜)。
子供を乗せやすい車輪サイズ20型の電動アシスト自転車。2014年モデルより搭載している片手で装着しやすい巻取り式シートベルトに「まめぴたパッド」を採用した。「子供の肩からパッドがずれる」というユーザーのニーズに対応し、パッドの裏側に凹凸のあるクッションを付けることで、パッドを曲がりやすくした。子供の肩からパッドが外れにくく、安心して走行できるという。
「マルチセンサーモーター」と「タフパワーアシスト制御」を新たに開発。この2つの技術により、スタート時や登坂時には力強く、通常走行時にはなめらかなアシスト制御を実現した。
マルチセンサーモーターでは、ペダルの負荷を検知する「トルクセンサー」、自転車の速度を検知する「スピードセンサー」、ペダルの回転を検知する「回転センサー」の3つのセンサーを搭載し、走行状態を細かく感知する。また、長距離利用が増えたユーザーの使用実態に合わせ、モーターの剛性を高めた。
タフパワーアシスト制御では、マルチセンサーモーターで検知した情報に合わせて、最適なアシスト制御を行なう。オートマチックモード時の出力が高くなり、自転車をこぎ出すタイミングでパワフルな走行が可能となったほか、走行距離も従来機種のBE-ENMD036より6%伸びた。一方で、通常走行時にはスムーズで快適な乗り味を実現したという。
また、自転車もファッションの一部と考えるユーザーの声に対応し、従来のカラーに加え、フェミニンなカラーを追加した全8色を展開する。全8色のうち、アクティブホワイトとエアリーピンクの2色にはホワイトのバッテリーを、エアリーピンクとビターブラウンにはマルチカラーのシートクッションを搭載する。シートクッションは撥水コーティングで雨や汚れを防ぐ。
電源はリチウムイオンバッテリー。バッテリー容量は13.2Ahで、充電時間は約4.5時間。走行距離は、それぞれパワーモードが約40km、オートマチックモードが約50km、ロングモードが約63km
本体サイズは1,815×570mm(全長×全幅)。本体重量は33.3kg。カラーはピュアマットブラック、アクティブホワイト、フレッシュグリーン、マットディープグリーン、ハッピーピンク、エアリーピンク、ビターブラウン、Pファインブルー。