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心の動揺をランプで表示する「ココロスキャナー」
(2014/10/30 13:24)
タカラトミーは、脈拍センサーで心の動揺を読み取る「ココロスキャナー」を発売した。希望小売価格は2,500円(税抜)。
ひたいに装着して、心の動揺をランプで表示するコミュニケーショントイ。ひたいの装着部分に脈拍センサーを搭載し、赤外線が血流を感知して脈の変化を読み取る。嘘をついたときなどに、血液の流れが速くなる現象を利用したという。
ランプは、脈拍が安定しているときは「緑」、やや迷っているときは「黄」、激しく動揺しているときは「赤」の、3段階で表示される。
ポイントは、ランプの色が“自分だけわからない”こと
10月29日に行なわれたイベントでは、タカラトミー ベーシック事業部 トイゲームチーム・池田 源氏が製品化について次のように話した。
「ココロスキャナーの1番のポイントは、心の動揺ランプをひたいに装着することで、周りにはバレバレだけど付けている本人だけがわからないという点です。普通、脈拍は手首などで測りますがそれでは面白くない。ひたいの脈を測るのは難しかったのですが、赤外線がひたいの血流の影に反応することで実現できました。これから忘年会などが増えてくると思うので、飲み会をもっと盛り上げるアイテムとして使っていただきたい」
使用方法は、本体を頭にセットしてランプ左下のボタンを押すことで測定がスタートする。血流の速さは個人差があるため、リラックスした状態で装着することがポイントだという。
ランプ本体をひたいにしっかり装着する必要があり、髪の毛がかかったり化粧が濃いと読み取りしづらくなる場合もある。
西川史子さん、ココロスキャナーで恋愛について語る
イベントには、女医でタレントの西川史子さんも登場。実際にココロスキャナーを装着して、Q&Aトークが行なわれた。
恋愛と結婚は違う? という質問に「違う」と答えたときにはランプが緑に点灯し、平常心を見せていた。しかし、回答を説明するときに「あの紙(婚姻届)1枚で変わります。恋愛だったのに、ただの日常になりました」と話すとランプが赤くなり、熱弁している様子が伺えた。
現在恋愛をしているか? と聞かれると「いない」と答えていたが、ランプは赤く点灯していた。答える度に色が変化するランプに会場は注目していたが、本人のみ見えないということで、西川さんもランプが今は何色なのか気になる様子だった。
また、ココロスキャナーを使用した感想を聞かれると、
「自分の心を読まれるのは恥ずかしいですけど、人の心がわかるのは面白いですね。元夫の心も読み取れていたらと思うと、ココロスキャナーにもう少し早く出会いたかったです」と話した。