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シャープ、屋根を効率的に活用するコンパクトタイプの太陽電池モジュール
(2013/8/6 13:44)
シャープは、高効率の太陽電池モジュール「BLACKSOLAR(ブラックソーラー)」に、コンパクトタイプ「NQ-140AC」を追加、9月10日に発売する。希望小売価格は89,460円。
ブラックソーラーは、発電量の多さを特徴とする住宅用の太陽電池モジュール。発電を効率化する技術として、セル表面の電極をなくし、太陽光を受ける面積を広げる「バックコンタクト構造」と、隣接するセル間の接続抵抗を抑えて送電ロスを低減させる「配線シート方式」、発電ロスを抑える「再結合防止膜形成技術」を備えている。
今回の新製品は、面積が990×856mm(幅×奥行き)と、標準モデルの約3/4というコンパクトサイズが特徴。屋根形状に合わせて標準タイプと組み合わせるなど、パネルの設置バリエーションが広げられるという。一般的な切妻屋根に設置する場合、コンパクトタイプと標準モデルを組み合わせることで、設置容量は標準タイプのみと比べ約12%アップするという。
本体サイズは、990×856×46mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約11kg。公称最大出力は139.5W。モジュール変換効率は16.5%。
シャープでは日本の複雑な屋根に合わせた商品を提供することで、太陽光発電システムのさらなる普及に努めるとしている。