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テスコム、ボトルを真空にして野菜や果物をおいしく飲める「真空ジュースミキサー」
(2013/6/21 00:00)
テスコムは、野菜や果物の栄養を損なわずにおいしく飲めるミキサー「真空ジュースミキサー TMV1000」を6月21日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は29,800円。
野菜や果物からジュースを作れるミキサー。従来のミキサーでジュースを作ると、変色しやすい、液体と食物繊維が分離しやすい、作り置きができないなどの課題があった。
真空ジュースミキサーでは“空気”に着目。撹拌前にボトルの空気を抜き、真空に近い0.3気圧で野菜や果物を攪拌することで、食材への酸素の混入を最小限にとどめる。これにより、食材の酸化や変色、食物繊維と液体の分離、ジュースの泡立ちなどを抑え、素材本来のおいしさが味わえるという。
使い方は、本体前面の操作ボタン「真空ミキサー」ボタンを押すと、空気を抜く作業から撹拌、停止まで全て自動で行なう。さらに「ミキサー」「フラッシュ」ボタンを押して、追加で撹拌できる。
真空にすることで、ポリフェノールやビタミンCといった酸化に弱い成分の減少を抑えて、栄養素を残し、できあがり直後のポリフェノールの残存量は、従来のミキサーの3.2倍になるという。また、酸化を抑えることで、食材の痛みを抑えることができるとし、生ジュースを作り置きすることもできる。変色しにくくビタミンCなどの栄養素も残るため、冷蔵庫で冷やしてから飲むこともできる。
変色しにくい点もメリット。これは変色の原因となるポリフェノールの減少が起こりにくいことが理由という。
液体と食物繊維の分離も起こりにくい。一般的に分離は空気の泡が食物繊維に付着することで起こるが、真空ジュースミキサーで作ったジュースは空気をほとんど含まないので、分離が起こりにくくなっている。
このほか、空気を含みやすく、泡立ちやすかったバナナやアボカドといったとろみのある食材も、泡立ちにくく、喉越し滑らかに仕上がるという。
本体には真空保存できる最大保存容量780mlの専用ジュースボトルが付属し、ジュースの作り置きが可能。24時間後のポリフェノール残存量は56.3倍、ビタミンCの残存率は1.15倍になるという。
安全面では、過負荷時に自動停止するモーター保護装置や、ミキサーボトルと本体および真空アームをしっかりセットしないと動作しない安全動作構造を採用している。
本体サイズは475×200×370mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は2.1kg、ミキサーボトルと台が約1.4kg、ジュースボトルが280g。1分あたりの回転数は9,700回転。消費電力は290W。カラーはホワイト。
「作り置きして、飲みたい時に飲んでもらえるのが良いですね」と東尾理子さん
会場にはプロゴルファーでタレントの東尾理子さんが登場。真空ジュースミキサーについて「まず変色しないのが良い。主人は見た目や盛り付けを気にするので、色合いはすごく大切。それに自動で作れるから、その間に朝ご飯の目玉焼きの調理ができるのも良いですね。保存もきくので、とりあえず作っておいて、主人には飲みたい時に飲んでもらえるのが嬉しい」と関心を示した。
実際に、パイナップルとバナナの豆乳ジュースを、従来のミキサーと真空ジュースミキサーで作り、呑み比べ。真空ジュースミキサーで作ったものは泡がないため、舌にダイレクトに味が伝わりやすいそうで「真空で作ったものは、滑らかでまろやかな舌触りで、飲みやすい。バナナの味だけでなく、パイナップルの味もよくわかる」とコメントした。