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東芝、低速圧縮方式のクッキングスクイーザー「BIOTY(ビオティ)」

 東芝は栄養素を残したジュースができる低速圧縮方式のクッキングスクイーザー「BIOTY(ビオティ) JM-S10」を1月中旬に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は50,000円前後。

BIOTY JM-S10
本体側面に操作ボタンがある

 JM-S10は、スクリューを使用して食材をゆっくり押しつぶしながら搾(しぼ)ることで、一般的なカッター方式のジューサーに比べて熱の発生が少なく、栄養素が壊れにくいという。一例として、りんごジュースではポリフェノールの一種クロロゲン酸が約30%、マンゴージュースではビタミンCが約16%、小松菜ジュースではビタミンAが約13%多く含まれる。

 また、低速圧縮方式のため、空気の巻き込みが少なく、酸化と分離が抑えられてジュースの舌触りが滑らかになるという。

 さらに、通常モードの毎分75回転よりも約64%低速な毎分48回転で搾る「葉物モード」が用意される。小松菜やレタス、キャベツなどの葉物について、通常モードよりも約7%多くジュースが搾れるという。

 また、通常のストレーナーの他に、トマトやマンゴー、キウイなどの柔らかい食材に向いたソフトなストレーナーが付属する。さらに、通常のドラムキャップに加え、リンゴ専用のドラムキャップも付属する。

柔らかい食材やリンゴを搾るための専用部品が付属する

 レシピブックは、栄養士の笠井奈津子氏監修の「ジュース&カクテルレシピ」と「ジュースアレンジ&せんい質レシピ」の2冊が付属し、101のヘルシーメニューが利用できる。

 なお、JM-S10は、「身体の中から健康に、そして美しく」をコンセプトとした調理家電「BIOTY」シリーズの最初の製品。BIOTYは、ギリシャ語で生命を意味する「BIOS(ビオス)」と、英語で美しさを意味する「BEAUTY(ビューティ)」を組み合わせた造語。「食が育む美と健康」のためのシリーズとして展開する。

 本体サイズは278×140×342mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.4kg。消費電力は150W。本体色はホワイト。

伊達 浩二