船井電機、法人向け直管形ランプでLED照明市場に参入
「e・LIMO」第一号製品は直管形ランプ |
船井電機は、国内のLED照明ランプ市場に参入する。ブランド名は「e・LIMO(イーリモ)」。e・LIMOはEcology LIfe MOmentの略で、生活の中でエコロジーを実感できる製品を目指すとしている。
当初発売されるのは、法人市場向けの40型直管LEDランプで、希望小売価格は9,800円。高輝度タイプの「FLDF20N12G13A320」とノングレアタイプの「FLDF20N12G13A318」の2製品が用意される。発売は10月中旬の予定。
高透過率チューブを用いた高輝度タイプは、全光束が2,000lm、直下照度(1m)が510lx。光源が見えない低透過率チューブを用いたノングレアタイプは、全光束が1,800lm、直下照度が390lx。
共通仕様は、消費電力20W、昼白色相当、色温度5,000K、定格寿命40,000時間。本体サイズは直径26mm、全長1,198mmで、重量は350g。
なお、今回の製品は、一般的なG13口金を用いた蛍光灯を置き換えるタイプの製品だが、電源はAC100V~242Vの直結となっている。既存の蛍光灯用器具を使用する場合は、安定器の撤去などの配線工事が必要となる。
船井電機は、LED照明ランプ市場に置いても、同社のAV製品と同様に、設計、製造、販売を一貫して行ない、廉価な製品を目指すとしている。今後は、販売状況を見ながら、スポットライト型、電球型などの製品ラインナップを拡充する。
(伊達 浩二)
2012年9月25日 13:52
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