三洋電機本社の「Panasonic」ロゴ取り付けが29日に完了
~2012年からパナソニック電工を含めて統合再編へ
12月29日、大阪・守口市の三洋電機本社ビルのロゴマークが、「Panasonic」のロゴマークに付け替えられた。
すでに23日の時点で「SANYO」のロゴマークが取り外され、25日にPanasonicのロゴマークに付け替える作業を開始していたが、「Pan」の3文字まで取り付けた時点で、強風により作業を中断。作業を延期していた。
29日は午前7時30分から、残った「asonic」の6文字の取り付け作業が行なわれた。
作業は順調に進み、午前10時前後には、最後の「c」の文字を残して「Panasoni」までの取り付けが完了。休憩を挟んで、午前11時には、すべての文字の取り付けが完了した。その後、壁面タイル部の修正を行ない、ゴンドラは午前11時20分すぎには撤収された。
ロゴマークの付け替え作業中、通りがかった近所に住む小学生は指で指しながら「赤い文字が、青い文字に変わっている」と驚きの声をあげるといったシーンもみられ、長年親しんだ三洋電機本社ビルの赤いSANYOのロゴマークが、青いPanasonicのロゴマークへ変更したことは、地域の人にとっても注目度が高かった。
パナソニックは、2012年1月にパナソニック電工を吸収合併、三洋電機も法人としては残るが、3社の事業を統合再編した新体制に移行する。
(大河原 克行)
2011年12月30日 18:45
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