シャープ、スリムデザインのプラズマクラスター搭載空気清浄機
シャープは、薄型設計の空気清浄機「FU-A80」を発売した。価格はオープンプライス、市場想定価格は50,000円前後。
FU-A80 ホワイト系 | FU-A80 ブラウン系 |
同社独自のイオン技術「プラズマクラスターイオン」機能を搭載した空気清浄機。 本体は壁にピッタリ設置することができる薄型設計で、場所をとらずにスッキリ設置できる点が特徴となる。
また、集塵スピードを早めるため、空気力学を応用した「ホルン機構」を吸い込み口と吹き出し口の2カ所に採用。本体の後ろななめ20度の方向に風を送り出し、部屋全体に気流を行き渡らせ、遠くのホコリまで効率よく集める。さらに集めてきたホコリを、背面の全面吸い込み口からパワフルに吸い込むという。
1分間あたりの風量は、最大8立方m。空気清浄の適用床面積は36畳まで。空気清浄にかかる時間は、8畳の部屋で約8分となっている。
フィルターには、0.3μmのハウスダストを99.97%以上集塵できる「HEPAフィルター」、水洗いに対応し、繰り返し使える「洗える脱臭フィルター」、500ミクロン以上のホコリをしっかりキャッチする「ミクロンメッシュフィルター」の3つを採用。細かなハウスダストや気になるニオイをキャッチするとしている。
プラズマクラスターイオンとは、空気中の水分子と酸素分子を電気分解して作られたプラスとマイナスのイオンのことで、ダニのふんや死骸などの浮遊アレル物質の作用の抑制、浮遊カビ菌の除菌、ニオイの除去、静電気の抑制などの効果があるという。
イオン機能では、1立方cmあたり7,000個の高濃度のプラズマクラスターイオンを放出する。さらに、部屋の空気をすばやくきれいにするため、濃度約 1.5倍のプラズマクライスターイオンを60分間放出する「シャワー運転」機能も備える。プラズマクラスターの適用床面積は21畳まで。 同社では、ワイドリビングやオフィスなど、広い空間にオススメとしている。
運転モードは「強/中/弱」の3段階。運転音は「強」運転時で50dB、「弱」運転時で21dBの“静音設計”を採用したという。また低消費電力を追求したとしており、1日24時間あたりの電気代は「強」運転時で約29円、「弱」運転時で約1.6円となっている。待機時の消費電力は約0.3W。
本体サイズは409×230×655mm(幅×奥行き×高さ)。本体重量は約8.2kg。カラーはホワイト系、ブラウン系。加湿機能は搭載されていない。
(小林 樹)
2011年12月12日 15:42