シャープ、プラズマクラスター搭載の空気清浄機の普及モデル

空気清浄機 FU-A51

 シャープは、プラズマクラスターイオンを放出する空気清浄機「FU-A51」を11月15日に発売する。価格はいずれもオープンプライス、市場想定価格は35,000円前後。

 同社独自のイオン技術「プラズマクラスターイオン」を放出する空気清浄機の普及モデル。プラズマクラスターイオンとは、空気中の水分子と酸素分子を分解して作られたプラスとマイナスのイオンのこと。ダニのふんや死骸などの浮遊アレル物質の作用の抑制、浮遊カビ菌の除菌、ニオイの除去、静電気の抑制などの効果があるとされている。FU-A51では、1立方cmあたり7,000個の高濃度のプラズマクラスターイオンを放出する。

 集塵スピードを速めるため、吸い込み口と吹き出し口には、空気力学を応用した「ホルン機構」を採用。斜め後ろに風を送り出すことで、部屋全体に気流を行き渡らせ、遠くのホコリも効率よく集める。さらに集めてきたホコリは、背面の全面吸い込み口からパワフルに吸い込むという。

HEPAフィルター、脱臭フィルター、ミクロンメッシュフィルターの3つのフィルターを備える

 集塵には、0.3μmのハウスダストを99.97%以上集塵する「HEPAフィルター」を採用した。交換目安は約10年。

 脱臭には、500ミクロン以上のホコリをしっかりキャッチする「ミクロンメッシュフィルター」を採用。定期的に水洗いすることで、脱臭効果を回復させ、繰り返し使えるという。フィルターはつけたまま掃除できる。

 本体サイズは356×180×520m(幅×奥行き×高さ)。本体重量は6.4kg。空気清浄の適用床面積は24畳。適運転モードは「強/中/弱」の3段階。強運転時の運転音は52dB、消費電力は39W、24時間あたりの電気代は約21円。

空気清浄機 FU-A30

 このほか、適用床面積13畳のプラズマクラスター機能を搭載した空気清浄機「FU-A30」も同時に発売する。価格はオープンプライス、市場想定価格は25,000円前後。

 フィルターには、集塵フィルターと脱臭フィルターが一体となった「集じん・脱臭一体型フィルター」を採用。






(小林 樹)

2011年11月16日 17:20