タニタ、赤ちゃんやペットが計測できる「アシストモード」搭載の体組成計

「インナースキャン50 BC-312」左からメタリックブラウン、パールホワイト

 タニタは、赤ちゃんやペットが計測できる「アシストモード」搭載の体組成計「インナースキャン50 BC-312」を10月10日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万円前後。

 乳幼児や小動物などの体重測定に便利な「アシストモード」を搭載した体組成計。アシストモードは体重測定が難しい赤ちゃんや小動物などのペットを測定者が抱いたまま一度計測、続いて測定者が計測すると、その体重差が表示されるという機能。最大20kgまで計測可能で、7回分までの前回値を記録できるほか、最大10kgまで着ている服の重さを差し引くことができる。

 BC-312では、100kgまで50g単位で測れる機能を備えているため、体重の変化をより詳細に確認できるという。

 通常モード使用時に、本体で計測できるのは、体重/体脂肪率/筋肉量/内蔵脂肪レベル/基礎代謝/体内年齢/推定骨量/体水分率/BMI(体格指数)。

 このほか便利な機能として、運動量が多いアスリート専用の「アスリートモード」を搭載する。アスリートは、トレーニングをしていない人に比べ、筋肉に含まれる水分量などが異なっているため、専用のモードで測定することで、より正確な体組成を把握できるという。

 使い勝手の面では、本体に乗るだけで自動で電源が入る「ステップオン機能」、事前に本体に体重などの情報を登録しておくことで、乗るだけで測定者を判別する「乗るピタ機能」などを搭載する。本体には5人までの情報を登録できるほか、ゲストモードも備える。

 また、計測結果の表示画面は、自動で切り替え表示するほか、文字高を従来の約1.5倍とするなど認視性を高めた。

 本体サイズは312×294×40mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.5kg。電源は単三電池4本。最大計量は150kg。計測単位は0~100kgまで50g単位、100kg以上は100g単位。本体カラーはメタリックブラウンとパールホワイト。






(阿部 夏子)

2011年9月20日 15:21