ブリヂストン、充電回数が従来の約2倍になった電動アシスト自転車
アシスタリチウムロイヤル |
ブリヂストンサイクルは、バッテリーの充電回数が従来の約2倍となった電動アシスト自転車「アシスタリチウムロイヤル」を3月8日より発売する。希望小売価格は123,800円。24インチと、26インチが用意される。
同社の電動アシスト自転車「アシスタ」シリーズのハイエンドモデル。バッテリー性能を高めたほか、家族全員で乗れる機能性の高さが特徴。
バッテリーは、充電回数が多く、寿命が長い「長生きバッテリー」を新たに採用。従来のバッテリーは充電回数が350~450回だったが、長生きバッテリーは約700~950回と、従来の約2倍を実現。1つのバッテリーで走れる総距離も長くなったほか、買い替え時期が従来より長くなるため、経済的だという。さらに、楽に着脱できるように形状を変更したという。電池の種類はリチウムイオンで、容量は8.1Ah/25.2V。充電時間は約4時間。
バッテリー変更に伴って、主要パーツの保証期間も変更した。バッテリーの保証期間は従来1年だったものを2年に、フレーム・フロントフォーク・ドライブユニットの保証期間はそれぞれ3年に延長している。
機能性の面では、利用者の安心感を高めるために、バッテリー残量などを表示する「デジタル式メインスイッチ」に新たな機能を搭載した。バッテリーの残量表示は、20%までは10%単位、残り20%を切ると1%ずつの表示に切り替わる。さらに切替ボタンで、走行速度も表示できる。そのほか、本体フレームは、タイトスカートを履いていても乗りやすいようにS字フォルムの低床設計とした。
バッテリー充電回数が従来の約2倍の「長生きバッテリー」 | バッテリー残量などを分かりやすく表示する「デジタル式メインスイッチ」 |
走行モードは、「オートエコモードプラス」「標準モード」「強モード」の3つを搭載。アシスト機構は、ギアポジションごとに最適なアシスト力を供給する内装3段変速「S.P.E.C.3」を採用している。充電1回当たりの走行距離はオートエコモードプラスが42km、標準モードが35km、強モードが29km。
26インチの車体サイズは1,890×580mm(全長×全幅)で、重量は27kg。本体カラーはM.Xスパークルシルバー、E.Xビターブラウン、P.Xクリスタルブラック。
A.C.Lロイヤルエイト |
内装8段変速「S.P.E.C.8」採用の通勤・通学用モデル「A.C.Lロイヤルエイト」も同時発売する。希望小売価格は132,800円。
(阿部 夏子)
2011年3月2日 15:29