ダイキン、足元をワイドに温める暖房機「セラムヒート」

セラムヒート ERFT11LS

 ダイキン工業は、足元がワイドに温められるようになった暖房機「セラムヒート ERFT11LS」を、10月1日に発売した。希望小売価格は49,350円。

 セラムヒートは、体に吸収されやすい3~20ミクロンの遠赤外線を利用したセラミックヒーター。周囲の温度や風の影響を受けないため、人を素早く暖められるという。また、本体から離れていても温かさが感じられ、運転時に空気が汚れることもないという。

 今回発売したERFT11LSは、従来モデルと比べて遠赤外線の輻射範囲を広げた点が特徴。ヒーター管上部にメッキ仕上げの反射板を新たに採用することで、従来まではデッドスペースだった足元付近にも、より温かさが届くようになったという。

 運転モードでは、一人用の機能として、本体正面のみ赤外線を輻射する「シングルヒート運転モード」を新搭載。無駄なエリアの運転を抑えることで、通常よりも電気代が節約できるという。

 また、セラムヒートは輻射面が縦置き、横置きに変更できるが、ERFT11LSでは切り替えしやすいよう、回転用のグリップを搭載している。

 このほか、オフタイマーは従来の1~3時間から1~6時間に延長。本体カラーは“高級感を感じさせながら空間に溶け込む”というウォームシルバーを採用する。

 本体サイズは、縦置き時が282×291×688mm(幅×奥行き×高さ)で、横置き時は500×291×568mm(同)。消費電力は250~1,100W。1時間当たりの電気代は、最小で約5.5円、最大で約24.2円。70度の自動首振り機能、転倒時の自動OFF機能も備える。

 なおダイキンでは、セラムヒートの発売を記念したイベント「ウチ外あったかキャンペーン」を、ワコールと共同で13日より開始。キャンペーンサイトまたはハガキで応募することで、ダイキンのキャラクター「ぴちょんくん」のストラップと、ワコールのインナーウェア「しっとりスゴ衣」が100名に、ぴちょんくんの歯磨きセットが2,900名に当たる。





(正藤 慶一)

2010年10月14日 00:00