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コーヒー入れても金属臭しにくい保温サーバー、京セラ

真空断熱サーバー(写真はサンドベージュ600ml/左、ダークグレー800ml/右)

京セラは、セラミックの特性を生かした独自の塗膜加工を内側に施した真空保存容器「真空断熱サーバー」を2月13日に発売した。価格は600mlが5,940円、800mlが6,490円。

内側の表面に同社独自のセラミック塗膜加工を施したサーバー。飲料が金属に触れにくくなるため、酸性であるコーヒーを入れても鉄分が溶け出しにくく、時間が経っても飲み物本来の味が損なわれないという。

このほか、保温・保冷力を高めるため、ステンレス真空断熱構造を採用。内びんと外びんの空間を真空にすることで、飲み物の熱の移動を遮断し、放熱を防ぐ。さらに、内びんの外側には金属箔を巻きつけ、熱を内側に反射させて逃がさない構造を採用している。

口径を広くして使いやすさに配慮。フタを外してドリッパーをのせればコーヒーを直接ドリップできるほか、内側まで洗いやすいため、清潔に使える。また、サーバー表面には、汚れが付きにくいパウダー塗装を施した。

容量600mlタイプの本体サイズは170×100×148mm(幅×奥行き×高さ)、重さは390g。同800mlタイプの本体サイズは170×100×188mm(同)、重さは444g。本体カラーはいずれもサンドベージュ、ダークグレーの2色展開。