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家電の消費電力をスマホで確認 ワットチェッカー

「Wi-Fiワットチェッカー2 RS-WFWATTCH2」

ラトックシステムは、消費電力など7項目を測定可能な「Wi-Fiワットチェッカー2 RS-WFWATTCH2」を8月上旬に発売する。価格は8,580円。

消費電力など7項目を測定できる

測定したい電気製品の電源プラグを接続してコンセントに差し込み、7項目のデータを計測・算出できる製品。ルーターとの接続設定を行ない、Wi-Fi経由でデータを取得する。このほか、スマホやPCの専用アプリで数値とグラフを表示し、可視化する。

本製品で計測できるデータは、消費電力(W)、電圧(V)、電流(mA/A)、消費電力量(Wh/kWh)、計測経過時間(日/時/分)の5種類。さらに、これら測定した値からCO2排出量や電気料金のデータを算出し、7つの項目の数値データをスマホやWindows PCに表示できる。なお、使用できるのは消費電力が最大1,500Wの家電製品。

ルーターと接続設定を行ない、Wi-Fi経由でデータを取得する

アプリには接続した機器の電力測定値をリアルタイムで表示する機能を搭載。例えば、エアコンの運転モードによる電力消費の違いや、待機時と運転中の電力差、時間経過と共に変化する消費電力、電圧、電流を数値やグラフで確認できる。

アプリの「リアルタイムタブ」で確認できる

このほか、「累積ログ確認画面」では、接続した機器の電力量測定値を1時間、1日、1カ月単位で数値やグラフとして表示する。例えば、エアコンの消費電力量の差異を調べる際に、利用時刻(1分単位、1時間グラフ)、時間帯(1時間単位、1日グラフ)、日ごとの使用量(1日単位、1カ月グラフ)が把握できる。なお、リアルタイム計測や蓄積ログのデータはCSVファイルに保存可能。

累積ログ確認画面では、1時間、1日、1カ月の数値やグラフを表示する

本体メモリーに1分、1時間、1日ごとのログを保存できる。1分ごとのデータは3,000件、1時間・1日ごとのデータは1,500件保存可能で、1時間ごとのデータは最大2カ月分蓄積できる。蓄積されたデータはコンセントから抜いても保持されるため、後から確認可能。

本体サイズは86×42×37mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約120g。電源はAC100V(50/60Hz)。対応スマートフォンは、iOS 15以降またはAndroid 11以降。電気用品安全法(PSE)適合品(特定電気用品)。