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シャークのハンディ掃除機が刷新、吸引力UPして新たに電動ノズルも

EVOPOWER DX WV517JST

シャークニンジャ(Shark)は、コードレスハンディクリーナーをフルモデルチェンジした「EVOPOWER DX(エヴォパワー デラックス)」4製品を6月3日に発売する。店頭予想価格は、フロア用電動ノズルが付属する「WV517JST」が39,600円、フローリング用延長ノズル付き「WV516JBK」が33,550円、いずれも付属しない「WV515JOR」と「WV515JGY」が各29,700円。

EVOPOWER DX。左からWV517JST、WV516JBK、WV515JOR、WV515JGY

手軽に掃除できるハンディクリーナーEVOPOWERのフルモデルチェンジにより、吸引力などの基本性能や、使い勝手を高めた。さらに、延長ノズルとしてシリーズで初めて電動ノズル同梱モデルもラインナップ。カーペットやラグのある部屋もスムーズに掃除しやすく、一人暮らしや個室用、2台目など幅広い用途に対応しやすくなっている。

書斎などの個室への設置イメージ

バッテリーを強化しており、同社のスティック型「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO」と同様の大容量タイプを採用。同製品と併用も可能になった。

新バッテリーによりモーター出力もアップでき、吸引力は初期モデルのEVOPOWER W35と比べて2.5倍まで向上しシリーズ最強となっている。駆動時間はエコモードで最大40分(従来機は最大35分)まで長くなった。

使い勝手も高めており、家具の下など暗い場所を照らせるLEDライトは、これまでよりも光を拡散させることで広範囲を照らせるようになった。

従来のLEDライトは照射範囲が集中していた
新モデルはより広範囲で照らせるように

ハンドル部は従来のストレート型から、やや手前に角度を付けた形状に変更。これはスティック型のEVOPOWER SYSTEMと同様の形状で、アクセサリーの取り外しやゴミ捨て操作がスムーズにできるように配慮したもの。

左が新しいEVOPOWER DX。ハンドルに角度を設けている

アクセサリー取り外し時のつまみには、引っ掛かりを設けたことで、より引き上げやすくした。さらに、ゴミ捨てできるスイッチの場所を今までよりも手前側に配置したことで、グリップ部から手を動かさなくてもすぐゴミ捨てしやすくなっている。

2本の指でつまむアクセサリー取り外しのつまみ部分を引き上げやすく
左がEVOPOWER DX。ゴミ捨てのスイッチもより手前側に

WV517JSTのみ新たに付属する電動ノズルは、カーペットやラグも掃除しやすく、小回りがきくのが特徴。装着しても1.2kgで、部屋間の移動もしやすいという。

そのほか、充電ドックのアクセサリー収納、水洗いできるダストカップやフィルターは引き続き採用する。

WV517JSTのフロア用電動ノズル装着時。イスの脚の間なども小回りがききやすい

本体カラーは、WV517JSTがライトモカ、WV516JBKがマリーンブラック、WV515JORがライトテラコッタ、WV515JGYがストーングレー。

本体サイズは共通で68×90×398mm(幅×奥行き×高さ)、重量は680g。収納時は105×369×279mm(同)。共通する付属品は、ミニモーターヘッド、隙間用ノズル、マルチノズル。

マルチノズルは、カーテンなども掃除しやすいようにフチに丸みを持たせた形状

WV517JSTの電動ノズル装着時は203×151×928mm(幅×奥行き×高さ)、約1,170g。WV516JBKのフローリング用延長ノズル装着時は197×93×885mm(同)、888g。

ハンディでの運転時間は、エコモード約40分、標準モード約20分、ブーストモード約8分。WV517JSTの電動ノズル装着時はそれぞれ約20分/約14分/約8分(エコ/標準/ブースト)となる。

WV517JST(一番左)には電動ノズル、WV516JBK(左から2番目)にはフローリング用延長ノズルが付属する
初代からのEVOPOWERシリーズの歴史
即完売したという、これまでの限定モデル