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「白いルンバ」4万円を切って水拭きも1台で

Roomba Combo Essential robot

アイロボットジャパンは、水拭きできて手ごろな価格のロボット掃除機ルンバ新機種「Roomba Combo Essential robot」を4月19日に発売する。価格は39,300円。サブスクの「ロボットスマートプラン+」では月額1,480円で利用できる。

ゴミ吸引と水拭きが同時にできる2in1タイプのロボット掃除機ながら、4万円を切る普及価格で登場した新ルンバ。「今後はロボット掃除機のある生活が当たり前になる」とみて、より幅広い層に向けたシンプルな機能に絞って価格を抑えた。3~4部屋分の掃除に対応する。

ホワイトモデルが12年ぶりに登場

日本の消費者から要望が多かったという本体色のホワイトも12年ぶりに登場。ブラックとの2色展開となる。なお、かつての白モデルは「ルンバ537J」で、販売終了している。

ブラックとホワイトの2色で展開

静かな掃除、パワフルな掃除どちらも

「4段階クリーニングシステム」を備え、3段階で調整できる吸引力、V字型のシングルアクションブラシ、マイクロファイバーモップによる水拭きで、吸引と水拭きを行なう。

本体底面(ホワイト)

センサーで家具を避けながら掃除を行ない、階段からの落下防止や、家具の周り、下まで効率的に移動。スマートナビゲーションによりムダなく正確かつ入念に清掃するという。

家具などを避けて掃除

水拭きは、本体にモップパッドを装着して給水タンクに水を入れ、iRobot Homeアプリから好みの水分量を調整して行なえる。パッドは洗濯して繰り返し使用できる。吸引力と水分量は3段階から選べて、静かに掃除したい、パワフルに掃除したいといったシーンに合わせて清掃モードをカスタマイズ可能。

モップパッドをプレートに付けて水拭き

なお、カーペットの検知や水拭き禁止エリアの指定はできないため、水拭きしたくない場合はモップパッドを外して清掃する。水拭きを念入りに行なうスマートスクラブ機能にも対応しないため、これらを必要とする場合は、上位モデルが選択肢となる。

そのほか上位モデルとの主な違いは、自動ゴミ収集のクリーンベースが付属しないほか、途中で本体バッテリー残量が少なくなった場合に自動充電は行なうが再開はしない点、部屋のマップは保存せず毎回マップ作成を行なうため部屋の指定はできない点など。ダストケース部分は水洗いできないが、フィルターは洗える。

充電台接続時

iRobot Homeアプリは、ブラシやフィルターの手入れ方法や交換目安の通知、定期的に掃除するスケジュール機能、掃除した経路を確認できるClean Mapレポートなどの機能も利用できる。

本体サイズは33×8cm(直径×高さ)、重量は約2.8kg。Wi-Fiは2.8GHz。バッテリーの充電時間は約4時間。

充電ステーション、電源アダプター、パッドプレート、マイクロファイバーモップパッド1枚が付属する。

買い切りだけでなく、サブスクやレンタルでも利用できる
新モデル登場に合わせてラインナップが変更になり、水拭き対応モデルが拡充