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日本初の双子用三輪電動アシスト自転車登場、初回分は即完売に。サブスクも展開

オージーケー技研は、幼児2人同乗用三輪電動アシスト自転車「ふたごじてんしゃアシスト」を発表した。予約受付をオンラインストアで開始したが、初回分は11月20日時点で予約受付を完了。次回入荷日は未定だが、2024年2月の再販売を目標にしているという。価格は286,000円(チャイルドシート別売)。月額7,840円~のサブスクリプションサービスも用意する。

ふたごじてんしゃアシスト。カラーはつばめ色

「ふたごじてんしゃ」は、日本初で唯一のBAAの認定を受けた幼児2人同乗用三輪自転車で、未就学の双子や年子の幼児2人を乗せて公道を走行できる。双子の母親である発案者との出会いをきっかけに、827人の双子の母親・父親の要望を取り入れてオージーケー技研が開発した。2018年の発売以来、多くの双子家庭で活用されているが、発売時より電動アシスト付きモデルの要望も数多く寄せられていたという。

その要望に応えるために一般的な電動自転車よりもゆるやかなアシストを独自開発し、約5年半をかけ、高い安全性と操作性を実現した「ふたごじてんしゃアシスト」が完成。

移動手段が限られてしまう双子子育て家庭の安全で楽しいお出かけを応援したいとしている

主な特徴は以下のとおり。

・1歳から小学校始期に達するまでの子供を2人一緒に乗せることができる
・「自転車及び歩行者専用」標識のある道路を走行できる普通自転車
・低速走行で高い安定性を発揮
・スイング(カーブ時に車体が傾き通常の自転車の乗り心地に近づく)で安定した乗り心地
・子供が乗らなくなったら後ろ用バスケットの取り付けが可能

自転車用チャイルドシート国内シェアトップのオージーケー技研だが、初の電動アシスト自転車の販売となるため、慎重な品質管理を実施しながらの量産とし、当面は生産台数を絞っての予約販売になる。また、必要な期間に手の届く価格で活用してもらうためにサブスクリプションサービスの月額定額レンタルも可能。料金は3年月額が7,840円、2年月額が8,630円、1年月額が9,490円(事務手数料やオプション、配送費などが別途必要)。

子供2人を後席に乗せる三輪モデルを乗りこなせるか心配な人もいるだろう。乗り心地や特性、安全な乗り方について知ってもらうために全国各地で試乗会も実施するという。まずは2024年1月27日に京都のママキッズまるごとマルシェで試乗会が開催される。

車体サイズは約1,780(付属部品装着時)×約580mm(全長×全幅)、専用チャイルドシート2台装着時の全長は約1,880mm、適応身長は139cm~。車体重量はフロントバスケット+バッテリーの場合が約37kg、フロントバスケット+バッテリー+専用リアキャリヤ+専用チャイルドシート×2台の場合が約47kg。バッテリー容量は204Wh(24V/8.5Ah)で、1充電あたりの走行距離は28km、充電時間は約4.5時間。カラーはえんとつ色、もみのき色、つばめ色の3色。専用チャイルドシートの価格は16,500円。

また、購入者限定特典として、自転車ロードサービス「ZuttoRide CycleCall(ずっとライドサイクルコール)」のサービスが1年間プレゼントされる。

もみのき色
えんとつ色