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東芝、汚れがちなドア周りを自動洗浄するドラム洗濯機。除菌UV出力5倍に
2023年8月25日 15:05
東芝ライフスタイルは、ドラム式洗濯乾燥機「ZABOON(ザブーン) TW-127XP3」を9月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は390,000円前後。
UV照射出力を従来の約5倍に増強したハイパワーUV除菌ユニットを新搭載したドラム式洗濯乾燥機。洗濯/乾燥容量は12/7kg。
除菌時間を1/4に短縮した「UV除菌」コース、乾燥機をかけられない衣類を洗濯行程で除菌する「UV除菌洗濯」、衣類やタオル、シーツなどを洗濯・乾燥しながら除菌する「UV除菌洗乾」コースを用意した。
温水洗浄機能を備え、汚れの種類などに合わせて水温を約15℃～約60℃に5段階で設定可能。「約60℃除菌」コースは、赤ちゃんの肌着、白物衣類をしっかり洗い、さらに除菌できるとする。
洗浄時は、ナノサイズの泡「ウルトラファインバブル」と「マイクロバブル」が洗剤の洗浄効果を高める。
本体にAg+抗菌水ユニットを内蔵。水道水がAg+抗菌水ユニットを通過することで銀イオンが溶け出し、抗菌成分を含んだ「Ag+抗菌水」に変化。部屋干し臭などの元になる雑菌の繁殖を抑制する。
乾燥方式はヒートポンプ除湿乾燥を採用。低温風かつ大風量で衣類を傷めずふんわり仕上げるとする。電気代を抑える「節電」モードと、スピーディーに乾燥させる「お急ぎ」モードをシーンに応じて使い分けられる。
手入れのしやすさにも配慮。2本の大流量シャワーをドアパッキンの裏側に流し、裏側にたまりがちなホコリや糸くずを洗い流す「ドアパッキン洗浄」、「ウルトラファインバブル」と「マイクロバブル」の2種類の微細な泡が洗濯のたびに洗濯槽の汚れ付着を抑制する「バブルdeメンテ」、レバーを押すだけで内蔵されたブレードが綿ゴミをキレイにかき出す「乾燥フィルターラクラクお手入れ」などを採用。熱交換器自動洗浄機能も備え、乾燥効率の低下を抑えるという。
スマホ連携が可能。アプリから液体洗剤の銘柄を設定できるほか、ライオン株式会社と共同開発した「トップ スーパーNANOX自動投入洗濯機専用洗濯洗剤」専用のアプリコースを追加。「ウルトラファインバブル」とNANOX自動投入専用洗剤の相乗効果で、従来「つけおき」コースのつけおき時間6時間から、約半分の約3時間に時間短縮できるとする。
本体サイズは645×720×1,060mm(幅×奥行き×高さ、給・排水ホース含む)。重さは約89kg。洗濯時の目安時間は約35分、標準使用水量は約80L、消費電力量は約70Wh。運転音は洗い/脱水/乾燥の順に、約32dB/約37dB/約48dB。大型ワイドカラータッチパネル搭載。本体カラーはボルドーブラウン、グランホワイト。
「ドアパッキン洗浄」を新搭載したドラム式洗濯乾燥機「TW-127XH3」「TW-127XM3」を9月に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に350,000円前後、320,000円前後。
いずれも洗濯/乾燥容量は12/7kg。TW-127XH3は「60℃温水槽クリーン」コースに加え、IoT機能搭載。マイクロバブルに対応しない。TW-127XM3はマイクロバブルや「UV除菌洗乾」「UV温風除菌」コース、温水機能を搭載しない。
TW-127XH3とTW-127XM3の本体サイズは645×722×1,060mm(幅×奥行き×高さ、給・排水ホース含む)。重さはTW-127XH3が約89kg、TW-127XM3が約88kg。操作パネルはどちらもLED表示パネル。カラーはどちらもグランホワイト。
