ニュース

シャープ、超音波ウォッシャーでエリソデ汚れ落とせるタテ型洗濯乾燥機

縦型洗濯乾燥機「ES-PW11H」(左)と、「ES-PW8H」(右)

シャープは、縦型洗濯乾燥機「ES-PW11H」と「ES-PW8H」を6月22日に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に268,000円前後、228,000円前後。洗濯容量と乾燥容量は順に11kg/6kg、8kg/4.5kg。

約38,000回/秒の超音波振動で、襟などの部分汚れを落とせる「超音波ウォッシャー」が付属する縦型洗濯乾燥機。無線LANも搭載しており、クラウドサービス「COCORO WASH」を利用して、洗濯の運転状況の知らせや、衣類に合った洗い方の提案を受けることができる。

トップパネル

洗濯槽の外側に付いた黒カビや汚れの侵入を防ぎ、洗濯の水量も抑える独自の「穴なし槽」を採用。素材は、カビが付きにくいステンレス製。洗濯槽と脱水槽の間に水を溜めない構造になっており、穴ありの場合に比べて1回の洗濯で約35L(ES-PW11Hの場合)の節水効果が見込めるという。

また、洗濯槽に穴がないことで水流の勢いが加速しやすく、竜巻状に巻き上がった水流での「もみ洗い」を実現。洗濯槽内壁のダイヤカット形状による「こすり洗い」のW洗浄効果で、少ない水でも汚れをしっかり落とすという。

さらに、本体天面の収納部に備えた超音波ウォッシャーを組み合わせることで、汚れが気になる部分を素早くキレイに洗浄可能。毎秒38,000回の超音波振動によって発生する真空の泡が、衣類の傷みを抑えながら汚れを弾き飛ばすという。洗濯機に置くだけで充電でき、コードレスで持ち運ぶことも可能。

毎秒38,000回の超音波振動をする超音波ウォッシャーを組み合わせて、汚れが気になる部分を洗浄

ハンガーにかけて衣類を乾かすことで、シワを抑えてスピーディに乾燥できる「ハンガー除菌・乾燥コース」を搭載。乾燥運転中にプラズマクラスターを放出して、衣類を除菌する。また、ヒーターによる温風で衣類を乾かす「ヒーターセンサー乾燥」も搭載しており、衣類の乾き具合をセンサーが感知して、効率のよい乾燥運転を行なうという。

スマホアプリ「COCORO HOME」を使って利用できる「COCORO WASH」サービスでは、離れた場所からでも、スマホで洗濯機の状況を確認することが可能。AIがユーザーの洗濯の好みを学習する「AI標準コース」や、アイテムや汚れに合った専用コースをダウンロードして洗濯できる機能も備える。

内フタがない点も特徴。毛布やカーテンなど、大きめの洗濯物や大量の衣類もスムーズに出し入れできる。また、開口部の高さが約850mm(ES-PW11Hの場合)と低いため、洗濯槽の底にある衣類も楽な体勢で取り出せるとする。

そのほか、脱水の最後にパルセーターを動かして、洗濯物の絡みをほぐす「ほぐし運転」や、大きな文字で操作しやすい光るタッチナビ、糸くずが取り除きやすい「糸くずフィルター」など、使いやすさを考えた機能を備える。

大きな文字で操作しやすい光るタッチナビ

ES-PW11Hの本体サイズと重量は、約600×650×1,050mm(幅×奥行き×高さ)、約47kg。洗濯/洗濯~乾燥時の運転時間は約46分/約220分、消費電力量は110Wh/2,200Wh、標準使用水量は115L/88L。運転音は39dB/38dB/44dB(洗い/脱水/乾燥)。カラーはブラウン系。

ES-PW8Hの本体サイズと重量は、約600×650×1,020mm(幅×奥行き×高さ)、約46kg。洗濯/洗濯~乾燥時の運転時間は約35分/約160分、消費電力量は67Wh/1,600Wh、標準使用水量は83L/75L。運転音は35dB/38dB/44dB(洗い/脱水/乾燥)。カラーはゴールド系。