エネループが容量アップで登場、充電のくり返し回数はキープ

充電式ニッケル水素電池「エネループ」シリーズ

パナソニックは、充電式ニッケル水素電池「エネループ」の新製品を、4月25日に発売する。消費電力が大きい機器に向いているハイエンドモデル「エネループ プロ」、幅広い機器で使用可能なスタンダードモデル「エネループ」、リモコンなど消費電力が小さい機器に適したお手軽モデル「エネループ ライト」の3モデルをラインナップ。

サイズ展開は「エネループ プロ」が単三形/単四形、「エネループ」が単一形/単二形/単三形/単四形、「エネループ ライト」が単三形/単四形で、2本パックや4本パックなど計14品番を用意。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、エネループ プロ単三形4本パックが2,400円前後、エネループ単三形4本パックが2,180円前後、エネループ ライト単三形4本パックが1,630円前後。

使用機器によって3種類から選べる(データ下段はくり返し回数）

くり返し回数(充電と放電のくり返しが可能な回数)を低下させることなく、容量アップを実現した充電池。容量がアップしたことで、1回あたりの使用時間が長持ちするという。

これまで同社の充電池は、1回の使用時間が長い「充電式エボルタ」シリーズと、くり返し使用回数が多く自己放電が少ない「エネループ」シリーズの2つを展開していたが、新製品はどちらの特徴も兼ね備えている。そのため、この新製品をもって同社は充電池の名称を「エネループ」に統一し、今後はハイエンド乾電池＝「エボルタNEO」、充電池＝「エネループ」として展開するという。

パッケージには、乾電池エボルタNEO/エボルタと同様、環境に配慮した紙主体のエシカルパッケージを採用。これにより包装材料(プラスチック＋紙)の使用量を約45〜70%削減した点も特徴とする。