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オムロン、夜間充電量が2倍になった蓄電池

(左)12.7kWhタイプ、(右)6.3kWhタイプ

オムロン ソーシアルソリューションズは、マルチ蓄電プラットフォーム「KPBP-Aシリーズ」のラインナップに、蓄電池ユニット2機種を追加。12.7kWhタイプ「KP-BU127-B」を6月に、6.3kWhタイプ「KP-BU63-B」を8月に発売する。価格は順に430万円〜、266万円〜。

「KPBP-Aシリーズ」は、多彩な組み合わせでユーザーの生活スタイルやニーズに合わせた最適なシステムを構築できるマルチ蓄電プラットフォーム。蓄電池ユニット2機種が新たに追加され、計15パターンの組み合わせを可能とする。

多彩な組み合わせが可能なマルチ蓄電プラットフォーム「KPBP-Aシリーズ」
3つのシステムから選択し、オプションを組み合わせて構築する

今回登場した2機種は、自家消費用途で設定される蓄電池の運転モード「グリーンモード」において、夜間充電量を従来の50%から100%に倍増させることが可能。よりエコで快適な自家消費ライフの実現と、VPP市場などのネットワークを通じた電力取引にも対応できる自由度の高い蓄電システムを実現するという。

また設置温度範囲の下限温度を、従来機の-10℃から-20℃に拡張。より寒い地域への設置が可能となった。

12.7kWh/6.3kWhの本体サイズは、681×334×909mm/681×334×626mm(幅×奥行き×高さ)。重さは約132kg/約79kg。電圧範囲はDC192〜227.2V/DC96〜113.6V。

昼間は太陽光で発電した電力を使い、夜間は安価な夜間電力を蓄電できる