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ホットクックで取り分け離乳食が作れるように

ヘルシオ ホットクックで取り分け離乳食が作れるように(写真は2~6人用のKN-HW24G)

シャープは、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」専用の新メニューとして、一般社団法人 母子栄養協会監修の「取り分け離乳食」4メニューを2月20日に公開した。無線LAN対応のホットクック全機種で調理可能。

取り分け離乳食とは、大人用と離乳食用の食材を一緒に加熱した後、離乳食の分を取り分けて別々の味付けなどを行なうことで、大人用の食事と離乳食を同時に手間なく作れるようにしたメニュー。ホットクックユーザーは子育て世代に多いことから、離乳食作りの負担を軽減できる同メニューを開発した。

大人用の食事と離乳食を同時に準備できる取り分け離乳食

メニューは「チキンポトフ」「ミルク豚汁」「肉じゃが」「たいのミネストローネ」の4種類。野菜など数種類の食材を一度に食べられて、鶏肉/豚肉/牛肉/魚をまんべんなく楽しめるように採用したという。なお、予約調理には対応しない。

調理時は操作画面の「オプションメニュー」から「取り分け離乳食」を選択。食材を内鍋に入れ、調味料は入れずに調理を開始する。加熱が終了すれば離乳食の分を取り分け、月齢に合わせて食材を細かくして仕上げる。大人用は調味料を加えて混ぜたり、手動設定で加熱したりして完成となる。

4メニューをラインナップ
加熱後に取り分ける
離乳食の進み具合に合わせて大きさや味付けを調整する
操作画面

赤ちゃんの成長(離乳食初期/中期/後期/完了期)によって、どのくらいの分量を取り分けるのか、また食材の大きさの目安、味付けなどは同社のレシピサービス「COCORO KITCHEN」のメニューページで詳細を確認できる。同ページには、冷凍保存の方法など母子栄養協会が監修したアドバイスも掲載されている。

離乳食作りが苦痛、初めてで不安……子育てに寄り添う調理鍋へ

シャープの調査では、自動調理鍋を所有している人のなかで30代は38%であったのに対し、ホットクック所有者では56%と、全体よりも30代が多い傾向にあるという。また第1子出生時の母の平均年齢が約31歳という厚生労働省の統計から、ホットクックユーザーの多くは「子育てスタート世代」と想定。

子育てを始めたばかりの世帯にとって、悩みとなるのが離乳食だという。離乳食は食べる量が少ないのに作るのに手間がかかるといった不満や、初めての離乳食で不安といった声も多い。今回新たに、大人用のメニューと離乳食を同時に作れるメニューを搭載したことで、離乳食の悩みを解決できるようにした。

ホットクックユーザーの多くが30代で、30代は子育てを始めたばかりの世代が多い
離乳食は手間がかかる、不安が多いといった声がある

取り分け離乳食は現在4種類を用意しているが、ユーザーの反応を見ながら追加することも検討している。このほか、ライフステージやヘルスケアをテーマにした専門的なアドバイス付きのメニューを順次追加予定。

ホットクック公式インスタ始動

ホットクックとウォーターオーブン「ヘルシオ」の新着メニューやヘルシオ教室などの情報を発信するInstagramアカウント(@healsio_hotcook_official)を開設。また3月1日開催のヘルシオ教室(オンライン)では、取り分け離乳食を紹介する。

オンラインのヘルシオ教室で取り分け離乳食のことが詳しくわかる