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ムダ毛は夏のニオイにも? パナソニックからメンズ用の強力トリマー

本格的な夏に向けたムダ毛ケア用に提案する「ER-GK83」

パナソニックは、男性の様々なムダ毛対策に使えるボディトリマー「ER-GK83」を6月より発売する。直販価格は13,200円。肌を露出する本格的な夏に向けて、この製品はどんな特徴があってどんな悩みを解決してくれるのか、体験してきた。

パナソニックは10代~60代の男性800名を対象に、男性の体毛やニオイ対策などに関する意識調査を実施。男性の半数以上が体毛や汗ムレ、ニオイが気になっており、7割は男性の体毛ケアにも抵抗がないとの実態が明らかになっていた。

体毛があることで、汗でムレやすい、ニオイが気になったことがあると回答した男性は52.7%。その内訳は、「かなりある(13.1%)」と「たまにある(39.6%)」だった。

男性の体毛ケアに対する抵抗感については、「まったく抵抗がない(26.3%)」と「あまり抵抗がない(42%)」を合わせて68.3%で、約7割が抵抗がないことが判明。中でも50代や60代では抵抗がないのが約半数だったのに対して、10代は8割を超えるなど世代間でも差がある。

自分以外の男性の体毛が気になったことがあるかの質問には、「かなりある(9%)」と「たまにある(38.1%)」で、合わせると47.1%だった。

パナソニックの調査では、ムダ毛ケアに関して世代による意識の差も

一方で、汗・ニオイ対策として「除毛・脱毛」を実施している人は9.9%と少なく、「汗拭きシートを使う」や「こまめに入浴する・シャワーを浴びる」ことが上位になっている。

日本製の刃と強力モーターで素早く剃る。肌の安全も

ER-GK83

ボディトリマーの新製品ER-GK83は、腕や足などの体毛だけでなく、VIO、ワキ、胸、へそ周り、脚、腕、手指といった箇所のケアにも対応する製品。

I字型のボディで、左右どちらの手でも様々な持ち方ができ、おしりなどの狭い隙間にも使いやすい点がメリット。丸みや凹凸のある部分も、やさしいタッチでなでるように剃れる。35mmのワイドなカット部で、一度に多くの毛をとらえる。

様々な持ち方で、体の部位に合わせた剃り方が可能

同社エントリーモデルと比べてトルクが約1.4倍のパワフルなモーターを搭載。男性の硬めの毛もパワフルにカットできるという。

約0.1mmの短さまで剃れるトリマー刃を備え、刃の先端が尖っていないガード刃との組み合わせにより、カット刃が直接肌に触れない構造。やわらかい肌でも刃が食い込みにくくなっている。刃は切れ味にこだわった日本製で、シェーバーやバリカンなどで培われた鍛造技術を用いた“メイドイン彦根”の刃を備えている。Oゾーンにも届きやすい「V字ヘッド」を採用する。

左右どちらの面でも剃れるため右利き/左利きを問わず使いやすい
肌に当たる部分は丸みのあるガード刃
日本製刃によりカット

目的の長さで剃るための2種類のアタッチメントも付属。「長さそろえアタッチメント」は、3mm~12mmの間で、ダイヤルを回すと1mm刻みで調整ができる。「肌ガードアタッチメント」は、デリケートな部位も2mmの長さでやさしく手入れが可能。

長さそろえアタッチメントはダイヤルで細かく調整できる
アタッチメントで長さ調整が可能

本体はIPX7の防水仕様で、風呂などでも使える。刃の反対側に開いた穴から水を注いで洗える「ウォータースルー洗浄」により、刃を外さずに毛クズを流せる。

刃の反対側にある穴に水道から水を注ぐとスムーズに毛を落とせる
直刃の時は本体を寝かして、体を洗う時のように前後に動かす
短時間のケアでもはっきり違いが出て、肌に傷なども見えなかった

バッテリー内蔵で、連続使用は約50分間。充電は専用ACアダプターを使用し、充電時間は約1時間。本体サイズは3.3×4.7×20.4cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約150g。専用オイルや掃除用ブラシ、ポーチが付属する。

充電はACアダプター経由で行なう

初めてのケアに向けた手頃なモデルも

「ER-GK23」のダークネイビー

乾電池式のより安価なモデル「ER-GK23」も6月より発売。価格はオープンで、直販価格は6,600円。こちらはムダ毛ケアを手軽に始めたい人向けのモデルで、上記のER-GK83よりもカットパワーは下回るものの、約0.1mmの直刃を備え、アタッチメントにより2mmまたは3mmの長さ調整に対応。単三形アルカリ乾電池1本で約70分使用できる。本体サイズは3.1×4.4×16.1cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約95g。専用オイルや掃除用ブラシが付属する。カラーはダークネイビー、ライトグレー、ライトグリーンの3色を用意。

ライトグレー
ライトグリーン

八重洲形成外科・美容皮膚科の院長である、原かや先生によると、体毛には生物として必要な機能があることは前提としつつも、「毛があることによって良くも悪くも表面にニオイがこもりますので、ケアをすることによって匂いもこもりにくくなるのではと考えています」と説明。ニオイを抑えるには、清潔を保つこと、例えば制汗剤を使ったり、細菌が繁殖しないようにデオドラント剤を使用するといった方法と合わせて、表面の体毛を処理することも対策の一つに挙げた。

一方で、体毛を剃る場合もカミソリなどで毎日皮膚の表面を削ってしまうと、肌のバリアがダメージを受けてしまって肌荒れの原因になることを指摘。場合によっては医療機関での受診を含めて対策して、快適に夏を過ごすことを提案している。

八重洲形成外科・美容皮膚科 院長の原かや先生

ヘア&メイクアップアーティストとして、タレントやモデル、アスリートなど、多くの有名人からも指名を受けるKUBOKIさんは「体毛、見た目についてはマナーの一つになりつつあるのでは。見た目で清潔感を感じることはすごくプラスになります」と語った。

ヘア&メイクアップアーティストのKUBOKIさん