ニュース

パナソニック、トイレの排泄記録センサー。介護施設の負担軽減へ

介護施設向け排泄センサー DL-D001A1Aのセンサーヘッド

パナソニック ホールディングス(PHD)とパナソニック くらしアプライアンス社(パナソニック)は、PHDが提供する介護施設向け介護業務支援サービス「ライフレンズ」と連携可能な「介護施設向け排泄センサー DL-D001A1A」を開発した。3月に「ライフレンズ」のオプションとして提供を開始する。排泄記録の自動化を通じて、さらなる見守り業務の負荷軽減と、入居者のQOL向上を実現するという。

PHDが提供する「ライフレンズ」は、入居者の状況に応じたケア対処を可能にし、夜間巡視の軽減など見守り業務を効率化する介護業務支援サービス。パナソニックグループのセンシング技術により、入居者の部屋での状態や生活リズムをリアルタイムで把握するほか、他社機器との連携も可能なデータ統合プラットフォームだ。

今回開発した「排泄センサー」は、この「ライフレンズ」のオプション。入居者のトイレの入退室時間や排泄状態を自動で検知してデータとして保存。「ライフレンズ」と連携させることで、トイレの入退室時間、便座の着座時間、便尿の量、回数等の排泄情報を一元管理できる。

排泄記録などの介護職員の業務負担軽減につなげるほか、排泄記録から日常の行動変化やいつもとの違いの把握を可能にし、入居者のQOL向上につなげるのがねらい。

3つのユニットから構成されておりセンサーヘッド、取付プレート、エッジコンピューターをトイレにセットする。取付プレートを使うことで、便座を交換することなく簡単に設置できるという。センサーヘッドが便座に隠れるため、利用者に存在を意識させない設計になっている。このほか、なだらかな曲面、継ぎ目の少ない構成など、お手入れ性にも配慮したデザインを採用した。

存在感を感じさせないデザイン
センサーヘッド、取付プレート、エッジコンピューターで構成する
着座している時間や排泄物の形状も記録する
入居者以外がトイレを使用するときは記録の一時停止ができる
お手入れのしやすさにも配慮
施設事務所のパソコンやスマートフォン画面から確認できる

ライフレンズとシステム連携することで、自動検知して記録した排泄情報を、施設事務所のパソコンやスマートフォンの画面で確認が可能。他の見守り情報と一元管理することで日々の生活のリズムや体調変化を容易に把握できるとしている。なお、本排泄センサーは、ライフレンズを導入しているベネッセスタイルケアの介護付き有料老人ホーム「グランダ四谷」に、先行導入している。