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デロンギ、好みのラテを作りやすい全自動コーヒーメーカー
2022年9月15日 11:03
デロンギ・ジャパンは、全自動コーヒーマシン「デロンギ マグニフィカ イーヴォ 全自動コーヒーマシン」2機種を9月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はメニュー数4種類の「ECAM29064B」が148,000円、6種類の「ECAM29081TB」が168,000円。
豆を挽いて淹れるまで1ボタンで操作できる、全自動コーヒーマシンのエントリーモデル。独自の自動ミルク泡立て技術「ラテクレマシステム」も備え、カプチーノなども楽しめる。メニュー数や本体カラー以外の主な仕様は2モデル共通。
両モデルだけの新機能として、ミルクの量を好みで調整しやすい「マイラテ」を採用。このメニューを選ぶと、ミルク用コンテナに入れたミルクの量だけ使い切って抽出する。
従来もミルクの量は好みで選べていたが、マイラテではより直感的に、入れたい分だけのミルクを注いで使えるのがメリット。使用後にミルクが少しだけコンテナに残ることもなく、後片付けの面でも利点がある。コンテナに注がれたミルクの量は本体のセンサーで感知する。
エスプレッソのうまみとドリップのすっきりとした後味を融合した人気メニュー「カフェ・ジャポーネ」も作れる。豆をハンドドリップのように蒸らしながら複数回に渡り抽出することで、香りとうまみを凝縮した1杯を楽しめるという。
豆を挽くグラインダーは、摩擦熱が発生しにくく均一に挽ける低速回転のコーン式。コーヒーの美味しさを決めるアロマ成分を逃すことなく挽くことができるという。なお、市販のコーヒー粉も使用可能。
独自のラテクレマシステムは、ミルクが最も甘くなる60~65℃の抽出温度を採用。誰でも簡単にふわふわのミルクメニューを楽しめるとしている。
メニューはECAM29064Bがエスプレッソ、カフェ・ジャポーネ、カプチーノ、マイラテの4種類。ECAM29081TBはこれらにスペシャルティとラテマキアートを加えた6種類を用意する。
操作はタッチパネル式で、カラーのダイレクトメニューアイコンをタッチして選ぶと豆を挽いて抽出を開始する。コーヒーの濃さ(豆の量)や量(抽出量)、抽出温度まで、好みに合わせてカスタマイズできる。
エスプレッソ抽出ユニット、トレイ、カス受けなどのパーツは取り外して洗える。電源オン/オフ時には自動で内部洗浄を行なう。
本体サイズは240×445×360mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10kg。豆ホッパーの容量は230g。水タンクの容量は1.9L。ポンプ圧は15気圧で、抽出時は9気圧。消費電力は1,450W。電源コード長は2m。カラーはECAM29064Bがブラック、ECAM29081TBはチタニウムブラック。
付属品はミルクコンテナ、計量スプーン、クリーニングブラシ、水硬度チェッカー、軟水化させるウォーターフィルター、除石灰剤など。