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東京電力EP、電力自由化前の契約者も節電ポイント対象に。国の補助金で特典も
2022年8月10日 17:45
東京電力エナジーパートナーは、「TEPCO 省エネプログラム 2022」を拡充。節電でポイントが付与される「節電チャレンジ 2022」について対象者と実施期間を拡大するほか、経済産業省および東京都の節電に関する補助金事業に参画し、同プログラムを通じて特典を付与する。
同社は昨今のウクライナ情勢の影響などにより、燃料市況や需給の見通しが不透明であることから、電力を安定的に供給し、家庭の光熱費の負担を軽減するための取り組みとして、節電量1kWhあたり5ポイントを付与するプログラム「夏の節電チャレンジ 2022」を7月1日から実施している。
これまでは同社が指定した電気料金プランの契約者のみが対象だったが、8月17日以降、電力小売全面自由化前の電気料金プラン(従量電灯A・B・C/低圧電力)を契約している人も対象となり、より多くの人が参加できるようになった。
また当初は7月1日~9月30日としていた実施期間を、7月1日~2023年3月31日へと延長。これに伴い、プログラム名を「節電チャレンジ 2022」に変更する。
特典の内容は、次の通り。
- 節電量1kWhあたり5ポイント以上付与
- 節電量0.01kWh以上を達成した場合、初回成功特典として100ポイント付与
プログラムの拡充に合わせて、「くらし TEPCO web」サービスでは、電力小売全面自由化前の電気料金プランに加入している人も、週/日/時間別の電気使用状況や電気料金予測を確認できるようになった。家庭の電力量を見える化することで節電に取り組みやすくする狙い。
さらに、経済産業省と東京都の節電に関連する補助金事業へ参画し、条件を満たす人には同プログラムを通じてくらしTEPCOポイントなどの特典をプレゼントする。
経済産業省の補助金事業については、12月31日までに上記「節電チャレンジ 2022」プログラムへ申し込むことで、順次2,000ポイントのくらしTEPCOポイントなどが付与される。
東京都の補助金事業については、同プログラムに参加していて東京都(一部地域除く)で同社との受給契約がある人に対し、8月17日~10月31日の対象時間帯で5日以上節電を達成した場合、Amazonギフト券などに交換できる500円相当の特典がプレゼントされる。