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セイコー、熱中症の危険を「色」で知らせるデジタル時計

交流式デジタル時計「DL217W」

セイコータイムクリエーションは、白色LEDの時刻表示が見やすい交流式デジタル時計「C3MONO(シースリーモノ)」シリーズから、「DL217W」を6月24日に発売する。価格は16,500円。

電波修正機能を備え、自動的に表示時刻を修正するほか、高精度温度・湿度センサーを内蔵し、温湿度を表示する。

室内の温湿度により、表示色を切り替えることで「季節性インフルエンザ」や「カビ・ダニ」、「熱中症」、「食中毒」の注意を喚起。また、表示される温度や湿度の横に、「↑」または「↓」のアイコンを表示し、快適な温度・湿度へ誘導する。

例えば、「温度32℃」で「湿度82%」の場合は、熱中症と食中毒の注意を促しつつ、適正な環境にするために温度を「↓(下げ)」て湿度も「↓(下げ)」るように表示する。

表示色を切り替える
矢印アイコンを表示して、適正環境へ誘導する

表示部には視認性の高い、高コントラスト液晶を採用し、時刻とカレンダー表示は、見やすい白色LEDで表示。温度・湿度・注意アイコンも、快適環境下では白色LED表示する。

明るさは強、中、弱の3段階に切り替えられ、明るい場所では「強」または「中」で見やすく、就寝時等には「弱」で安眠を妨げないようにするなど、状況に合わせて設定できる。

壁掛けできるほか、本体背面にはスタンドを備え、置いて使うことも可能。

本体サイズは227×23×139mm(幅×奥行き×高さ)。重さは460g。機械体は電波修正式クオーツムーブメント。電波受信による時刻修正を行なわない場合の時間精度は、月差±30秒。使用温度範囲は-10~50℃。コード長約3mのACアダプタを付属。

背面にスタンドを備え、置いて使うこともできる