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VanMoofから新設計のe-bike。乗りやすいステップインモデルも
2022年4月12日 16:45
オランダの自転車メーカー「VanMoof(バンムーフ)」は、ハンドル部のLEDで速度やバッテリー残量を把握できる「S5」および「A5」を、4月6日に発売した。価格はいずれも315,000円。なお納車は、7月から順次行なわれる。
「S5」と「A5」の違いは、フレームの形状。同社では身長165〜210cmの人には「S5」を、155〜200cmの人には「A5」を推奨している。「S5」がロードバイクのように、トップチューブが水平かつ高い位置に配置されているが、「A5」は角度を付けて低く設計されているステップイン型のフレームを採用する。
左右のハンドル部には、LEDリングインターフェースを備え、その光り方によって速度やバッテリー残量などが把握できるとする。また、ハンドル中央にスマートフォンを設置するための、マウントと充電ポートをオプションで用意。同車と連携させることで、専用アプリで速度や走行時間、現在位置などをリアルタイムに表示できる。
「Gen5モーター」を搭載。新開発のトルクセンサーにより、ライダー自身のペースや動きに合わせて反応し、レスポンスの高い走行体験を実現するという。
「S5」のバッテリー容量は476Whで、電動アシスト走行は、フルパワーモードで約60km、エコノミーモードで150km持続する。「A5」のバッテリー容量は463Whで、電動アシスト走行はフルパワーモードで55km、エコノミーモードで140km持続する。
いずれも充電時間は、0%から100%までには6時間30分かかるが、50%までであれば2時間30分。
また、リアハブ付近に配置されたボタンを、足でキックして押すと、自転車の後輪がロックされる。また、連携したスマートフォンを持って近づくと、自動で解錠され、すぐに走り出せる。
そのほかGPSを搭載し、有料の「Peace of Mind保証」を利用可能。同保証は、万が一に盗難などに遭った場合に、「バイクハンター」がバイクを回収してくれたり、アプリをタップするだけでバイクドクターがサポートしてくれたりするという。
本体の重さは、「S5」が23kgで、「A5」が22kg。