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シャープ、ウイルス飛沫粒子の捕集数が2倍になった加湿空気清浄機
2021年11月25日 11:00
シャープは、ウイルス飛沫粒子の捕集数を約2倍に高める「飛沫粒子モード」を新たに搭載した、プラズマクラスター加湿空気清浄機「KI-PXシリーズ」3機種を、2022年1月14日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は77,000円~141,000円前後。
同社史上最高イオン濃度の「プラズマクラスターNEXT」を搭載した加湿空気清浄機。付着ニオイ原因菌の除菌や、ウイルスの作用抑制などにより高い効果を発揮するという。
新たに、室内に漂うウイルス飛沫粒子を効果的に捕集する「飛沫粒子モード」を搭載。ウイルス飛沫粒子が滞留しやすい天井付近に向ける新たな気流を加えることで、ウイルス飛沫粒子の捕集数を同社従来気流比で約2倍まで高めた。
使い捨て加湿プレフィルターで手入れの手間を軽減
新開発の「小型イオン発生デバイス」も搭載し、商品サイズをコンパクトに抑えながら従来同等の空気浄化性能を保った。これにより、「プラズマクラスターNEXT」搭載機種が、1機種から3機種に拡大した。
ラインナップは、空気清浄時の適用床面積が~46畳の「KI-PX100」、~34畳「KI-PX75」、~31畳「KI-PX70」の3機種。店頭予想価格は順に、141,000円、92,000円、77,000円前後。
KI-PX100/75には、新採用の「使い捨て加湿プレフィルター」も用意。ニオイや汚れの原因となる水中のミネラル成分などをキャッチし、加湿フィルターへの汚れの付着を軽減する。
交換目安は約1カ月に1回で、はがして捨てるだけで清潔に使える。交換用使い捨てプレフィルターの価格は935円(6個入)。
またKI-PX100においては、独自の加湿構造により業界初となる加湿量1,000ml/時を実現。
吸い込んだ風を加湿フィルターに集める「加湿集中ガイド」と、うるおいのある風を室内に効率良く送り出せる「二重構造加湿フィルター」を採用し加湿性能を高めた。
AIoTエアコンとの併用で飛沫粒子を効果的に誘導
スマートフォンと連携するAIoT機能も搭載。同社AIoT対応エアコンと併用すれば、アプリで選択した空気清浄機の設置場所に応じて、2つの気流がぶつからないようにエアコンの風量と風向きを自動で制御する。気流がぶつかることなく汚れを空気清浄機へ誘導できるため、効果的にウイルス飛沫粒子を捕集するという。
KI-PX100の本体サイズは、427×345×700mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約16kg。プラズマクラスターの適用床面積の目安は約23畳。水タンク容量は約4.3L。
フィルターなどの別売オプション品を一つのセットにまとめた「リフレッシュパック」も販売。
KI-PX100に対応する「FZ-ST10KI」、KI-PX75/70に対応する「FZ-ST70KI」、2015年度以降発売のKC-50シリーズに対応する「FZ-ST50KC」をラインナップ。価格は順に、20,900円、17,600円、9,900円。