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座りションでも、トイレの汚れは減らない? 男性の6割が座り派
2021年8月18日 10:30
ライオンは、男性の小用スタイルに関する実態調査と同時に、座り派のトイレは便器のフチ裏や便座裏が汚れないかを実験した。
実態調査によると、自宅のトイレでは座って小用を足す「座りション」男性が約6割と、過半数を占めるという結果が出た。トイレを汚さないために「立ちション」から切り替える男性の増加などが要因と考えられる。
「座りション」だと汚れが増える場所とは?
ライオンは、男性の「座りション」により、汚れが減るのかも検証している。
検証するため疑似尿を使い、4人家族の、1日分の座りションを想定した実験を行なった。その結果、座りション1回でも、便器のフチ裏や便座裏にはかなりの尿ハネがあり、水洗後も汚れが残る傾向があると分かった。尿は便器の内側で、ぐるっと1周跳ねて、特にフチ裏と便座裏に多く尿ハネするのだという。
つまり、座りションの増加により、便器外への尿ハネは軽減するものの、便器のフチ裏や便座裏の汚れは、むしろ増加すると考えられるという。
プッシュ~とかけて流すだけで、洗いにくいフチ裏も簡単にキレイに
男性の小用スタイルが「座りション」へと変わってきていること、また男性の「座りション」により、便器のフチ裏の汚れが増加することが分かった。
そこで同社は、密着泡をフチ裏にプッシュ~とかけて60秒後に流すだけで、洗いにくいフチ裏も簡単にキレイにできる「ルックプラス 泡ピタ トイレ洗浄スプレー」を9月15日に発売する。ラインナップは、300mlの本体(クールシトラス/ウォーターリリー)と、つめかえ用250ml。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、本体が385円前後、つめかえ用が200円前後。
洗いにくい便器のフチ裏をはじめ、便器の中や便座、床などに使えるという。また、レバーをプッシュ〜とゆっくり引くと、ボリュームのあるモコモコ泡になり、レバーをシュッと素早く引くと、ゆるい泡になるという。そのため、フチ裏や便座などの掃除ではレバーをゆっくりと引き、床などを掃除する場合は素早く引くと良い。