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ブラザーが卓上空気清浄機を製品化。プリンター技術を応用
2021年7月13日 06:00
ブラザー工業は、子会社のエクシングから、パーソナル空間向け小型空気清浄機「DF-2」を7月下旬に発売する。価格は15,800円(税別)。
独自設計したダブルファン構造を採用した小型空気清浄機。空気中のマイクロ飛沫を、前/後/上面の3方向から強力に吸引するという。高性能フィルター(U字形状の静電HEPAフィルター)を備え、素早く除去する点が特徴。独自設計の左右のファンは、ブラザー製のプリンターにも採用されている技術。
対象範囲を人と人との会話が発生するパーソナル空間に絞ることで、空間全体の空気を循環させるよりも圧倒的に速く、クリーンな環境を作れるとする。USB-ACアダプター経由で動作し、消費電力はハイパワーで8W、ノーマルで5W。
本体サイズは約300×74×99mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約550g。運転音はハイパワーで43dB、ノーマルで35dB。
既報の通り、ブラザー工業は2020年に小型空気清浄機「DF-1」を開発し、当初はスナックやバーなどのカラオケ機器導入店舗、飲食店舗に向け、エクシングがテストマーケティングを兼ねた限定販売を実施。2021年3月に限定台数4,000台を完売していた。