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ヤマハ、新デザインの電動アシスト自転車「PAS SION-U」。乗り心地改善
2021年5月18日 16:00
ヤマハ発動機は、フルモデルチェンジしたシニア向け電動アシスト自転車「PAS SION-U(パス シオンユー)」の20型・24型を6月18日に発売する。価格は130,900円。
PAS SION-Uは、シニアが生き生きと日々の生活を送れるように、扱いやすく分かりやすい電動アシスト自転車として2014年に発売された。高齢化社会や免許返納者の増加といった社会背景のなか、新モデルのコンセプトは「気持ちがアクティブ~若い気持ちで笑顔満点な移動具~」。見やすく操作しやすい「液晶かんたんスイッチ」などの好評な機能はそのままに、よりオシャレで扱いやすいモデルに進化させたという。
新たな特徴は、「軽量化」「デザインやカラーリングの変更」「走行性や安定性の向上」「走行モードメモリー機能」となっている。メインパイプやキャリアの肉厚の見直しや、バスケット設計を刷新し形状や材質の変更などにより軽量化を実現。20型モデルで0.8kg、24型モデルで1.4kg軽くなり、押し歩きや駐輪、足つきのしやすさが向上したとしている。また、「Borderless」をコンセプトにしており、オシャレに日常で使いやすいデザインに変更。チェーンカバーやフレーム、リアキャリアを同色にすることで、車体の色味のまとまりをアップデートした。
走行性や安定性などの乗り心地も改善を図っている。「強」モードのアシスト力を向上させており、坂道や漕ぎ出し時において頼もしいアシストを発揮するという。そして、坂道を上るときの高回転ペダリング時も、伸びやかで快適な走行を可能にするようにアシスト制御を変更。また、短いペダルクランクを採用し、走行中のペダル回転時に膝を深く曲げなくても漕ぎやすくしている。他にも、安定性に優れた太目のタイヤや優しい感触の「ふっかふかサドル」を採用し、路面からの衝撃を吸収し、ストレスの少ない乗り心地を実現している。
これまで好評だった見やすく操作しやすい「液晶かんたんスイッチ」にも、新しく「走行モードメモリー機能」が追加されている。常に「強」モードで走行したいというユーザーの声を受けて、前回に走行したときのアシストモードを「PAS」に記憶させることにより、乗車時にアシストモードの切り替えの手間を省けるようになった。
1充電あたりの最大走行距離は、20型が71km、24型が76km。充電時間は3.5時間。適応身長の目安は20型が133cm~、24型が135cm~となっており、小柄な人でも乗りやすい。車体重量は20型が21.5kg、24型が22.5kg。カラーは、20型が「グロススモークイエロー」「スノーホワイト」「レッド」「エスニックブルー」の4色で、24型が「グロススモークイエロー」「スノーホワイト」「エスニックブルー」の3色。