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ガーミン、血中酸素レベル計測とSuica対応のスマートウォッチ「VENU 2」
2021年5月13日 18:52
ガーミンジャパンは、タッチスクリーン型GPSスマートウォッチ「VENU 2(ヴェニュー ツー)」と「VENU 2S(ヴェニュー ツーエス)」を、6月1日に発売する。予約の受付開始は、5月25日。価格は順に、49,280円、47,080円。
VENUシリーズは、ヘルスモニタリングやフィットネス機能に加え、Suica対応のキャッシュレス決済機能などを搭載。新モデルは、ヘルスモニタリング機能と、フィットネス機能を充実させたとする。
ヘルスモニタリング機能は新たに、睡眠の質を0〜100までの数値で確認できる「睡眠スコア」や、フィットネス年齢の計測機能を搭載。従来の心拍数や呼吸数、ストレス、体のエネルギー状態を数値化する独自の指標「Body Battery」、歩数などに加え、より高度な健康管理に必要な計測が可能だとする。
「血中酸素トラッキング」機能にも対応。血液中に取り込まれた酸素レベルを測定することで、より効果的にフィットネスのパフォーマンス向上に役立てられるという。
そのほか、2分間のセッションを記録して、主要なヘルスケアデータが一つの画面で見れる「ヘルススナップショット」も搭載。心拍数や心拍変動、呼吸数、ストレスなどのデータを記録し、単一画面に表示。スマートフォン用アプリ「Garmin Connect」を使えば、いつでも自身のデータレポートを確認できる。
フィットネス機能の強化では、筋力トレーニング時に鍛えた筋肉部位をグラフィックで表示する機能が新たに搭載された。また、ランニング、サイクリング、水泳、ゴルフなどに加え、屋内クライミング、ボルダリング、HIIT(高強度インターバルトレーニング)など、25種類以上のアクティビティに対応する。
「VENU 2」のバッテリー稼働時間は、スマートウォッチモードで約11日間(「VENU 2S」は約10日間)、GPSモードで約22時間(同約19時間)、GPS+音楽再生モードで約8時間(同約7時間)。
電話・メールなどの通知機能だけでなく、キャッシュレス決済はSuicaにも対応。また、Spotify、Amazon Music、LINE MUSICなどからのプレイリストを含め、650曲を本体にダウンロードして聴ける。
両機ともディスプレイにはAMOLEDを採用し、屋内でも屋外でも色鮮やかに見られる。
GPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)に対応し、精細な測位で屋外アクティビティを記録する。
レンズ素材は、Corning Gorillaガラス。ベゼル素材は、ステンレススチール。バンド素材はシリコン。搭載センサーは、光学式心拍計、血中酸素トラッキング、コンパス、ジャイロセンサー、加速度計、温度計、気圧高度計など。防水機能は5ATM(50m防水)。内蔵メモリは64GB。接続機能はWi-Fi/Bluetooth。
「VENU 2」のケースサイズは45.1×45.1×12.8mm(幅×奥行き×高さ)。重さは49g。バンドサイズは22mm。ディスプレイは1.3インチ(416×416ピクセル)。カラーは、Granite Blue/Silver(グラナイトブルー/シルバー)、Black/Slate(ブラック/スレート)の2色。
「VENU 2S」のケースサイズは40×40×12.7mm(幅×奥行き×高さ)。重さは38.2g。バンドサイズは18mm。ディスプレイは1.1インチ(360×360ピクセル)。カラーは、Graphite/Slate(グラファイト/スレート)、Light Sand/Light Gold(ライトサンド/ライトゴールド)、Mist Gray/Silver(ミストグレイ/シルバー)、White/Rose Gold(ホワイト/ローズゴールド)の4色。