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テスラの家庭用蓄電池Powerwall、群馬の宿泊施設で利用可能に

群馬県神流町「古民家の宿 川の音 離れ」にPowerwallを設置

Tesla Motors Japan(テスラ)は26日、家庭用蓄電池「Powerwall」を群馬県神流町「古民家の宿 川の音 離れ」に設置したと発表した。宿泊施設へのPowerwall取り付けは日本初。

Powerwallは容量13.5kWhの家庭用蓄電池。神流町の宿泊施設への取り付けは、テスラ認定提供会社のトラストバンクが実施。太陽光発電システムとテスラ車両充電設備も併せて設置し、宿泊者が「クリーンでサステナブルな生活」を体験できるようにした。

Powerwallは容量13.5kWhの家庭用蓄電池
太陽光発電システムとテスラ車両充電設備も

Powerwallでは、4人世帯が約1日に消費する電気を蓄えられる。太陽光発電システムと連携して、太陽光発電による電気を自家消費できる。出力は5kWで、電子レンジやドライヤーなどの高出力の家電のほか、エアコンやIH調理器といった200Vの家電も利用可能。

停電時にはPowerwallからの電気供給に自動で切り替わる。分電盤全体をバックアップするため、通常と同じように家の中のコンセントを使える。また、停電の際に太陽光発電システムの出力抑制はされず、晴天が続けば長期の停電でも太陽光発電と蓄電池で過ごせるという。

テスラは3月26日から、同施設への1泊2日の宿泊とテスラ車両「Model 3」の無料貸し出しのセットを1組2名にプレゼントする「Destination Campaign(デスティネーション キャンペーン)」を実施している。募集期間は6月30日まで。