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ダイニチ、1月の加湿器出荷金額は前年比5倍で過去最高に

ダイニチの加湿器ハイエンドモデル「LXシリーズ」

ダイニチ工業は、2021年1月における加湿器の出荷金額が、感染症の予防対策による需要拡大などで前年比約500%と発表。2003年の販売開始以来、同社の最高実績となる。

同社によると、本来はオフシーズンである昨年4月から加湿器需要が拡大していたという。2021年2月上旬現在は、前年同期比約5倍の人員で増産しており、2月中は今年度モデルを生産しているとする。

2021年1月の加湿器出荷金額は過去最高

ハイエンドモデルが好調

このほか、出荷金額を押し上げる要因となったのがハイエンドモデルの販売増だ。ハイエンドモデルの「LXシリーズ」は、前年度出荷金額実績の約150%で計画していたが、1月末時点で今年度計画比約200%と、大きく上回った。

「LXシリーズ」は、最大33畳まで加湿できるパワフルな加湿能力が特徴の加湿器。使い捨てトレイカバーによる、手入れのしやすさなどが好評だという。

同社の加湿器は、寝室などでも使われることを想定した静かな運転音が特徴。設計から組み立て、検査まですべて新潟の工場で国内生産を行ない、3年間のメーカー保証も用意する。