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パナソニック、迷惑電話の内容を家族や警察と相談できる「おたっくす」
2020年10月27日 15:00
パナソニックは、録音した通話内容を第三者に聞いてもらい相談できる「迷惑電話相談」機能を備えたパーソナルファックス「おたっくす KX-PD525」シリーズを、11月12日に発売する。親機とコードレス受話子機のセットモデルで、価格はオープンプライス。店頭予想価格は、子機1台タイプが25,000円前後、子機2台タイプが35,000円前後。
迷惑電話防止機能に加え、通話後に通話内容を第三者に相談できる「迷惑電話相談」機能を備えたパーソナルファックス。
「迷惑防止」機能は従来同様に、着信時は相手へ呼び出し音を鳴らす前に「この通話は迷惑電話防止のために録音されます」という警告メッセージを流す。さらに同時に着信音と「迷惑電話にご注意ください」という注意喚起のアナウンスを交互に流し、電話に出ると通話内容を自動で録音する。
新搭載の「迷惑電話相談」機能は、通話中に親機の相談ボタンを押し、聞いてもらいたい録音を選んで再生すると録音した通話内容を流せるというもの。家族や警察に録音の内容を聞いてもらえるため、すぐに正しい情報を伝えられるようにした。
本体メモリーには用件録音・通話録音合わせて最大12分、50件の録音が可能。このほか、親機にはSDカードスロットを備えている。
掃除機をかけているときなど、着信音に気づきにくい場合に、LEDが光ることで着信を知らせる「着信お知らせLED」機能を子機に搭載。不在着信や留守録音がある場合はゆっくり点滅する。
そのほか、DECTに対応する「ドアセンサー」や「開閉センサー」と連携するほか、アダプターを利用することで、同社製の有線/無線ドアホンの音声応答も行なえる。
親機のサイズは、約315×191×86mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.5kg。消費電力は、待機時が約0.8W、最大時が約120W。本体カラーは、ピンクゴールド。