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パナソニック、熱中症アラームを備えたコードレス電話機

RU・RU・RU VE-GD78シリーズ

パナソニックは、「温度・湿度アラーム」機能を搭載したデジタルコードレス電話機「RU・RU・RU VE-GD78」シリーズを、3月10日に発売する。子機1台の「VE-GD78DL」と、子機2台の「VE-GD78DW」の2タイプをラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は順に22,000円前後、32,000円前後。

「温度・湿度アラーム」機能により、室内の熱中症などに対して注意を促すコードレス電話機。着信時、相手に先に名乗ってもらうようメッセージを流したり、声を低く変えるボイスチェンジなどの安心機能も複数用意する。

親機のディスプレイ背面に温湿度センサーを内蔵。室内が熱中症の警戒温度帯や、湿度が40%未満になった際に音声とディスプレイ表示、LEDの点灯で知らせる。

警戒温湿度になった際にアラームで注意喚起する

センサーが警戒温湿度を検知すると、「ポーン」というお知らせ音と、「熱中症にご注意ください。適切な温度と湿度に調節してください」または「乾燥にご注意ください。適切な湿度に調節してください」の音声が1回流れる。液晶ディスプレイには「熱中症(乾燥)にご注意!」の文字を表示し、着信お知らせLEDは赤色で約30秒点灯後、ゆっくり点滅する。

同時に、あらかじめ登録した家族の携帯電話などに自動的に電話をかけて通知することもできるため、離れて暮らす家族の見守りにも役立つとしている。

迷惑電話を防止する機能を複数搭載。呼出音が鳴る前に、相手に「この通話は迷惑電話防止のために録音されます。ご了承ください」という警告メッセージを自動で流すほか、着信中は呼出音と「迷惑電話にご注意ください」という注意喚起のアナウンスを交互に繰り返す。

また通話内容を自動で録音でき、録音内容を第三者に相談できる「迷惑電話相談」機能も用意。家族や警察との通話中に録音内容を再生して聞いてもらうことができるため、正しい情報を伝えられるという。本体の内部メモリーの容量を増やし、用件録音/通話録音の合計が最大約120分、最大99件になった。

迷惑電話を録音し、その内容を共有できる相談機能を備える

別売の「ドアセンサー(ECID30A)」や「開閉センサー(KX-HJS100-W)」との連携に対応し、窓やドアが開くと電話機に通知することも可能。

このほか、親機のディスプレイには「時刻/日付/温度/湿度」を一度に表示でき、好みに合わせて「時刻/日付」「時刻/温度/湿度」「温度/湿度」の4種類のパターンで大きく表示できる。

いずれのタイプも親機、子機の仕様は共通。カラーはシャンパンゴールド、パールホワイトの2色展開。

親機(VE-GD78シリーズ)の本体サイズは約171×209×77mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約660g。コードレス子機は約49×25×175mm(同)、重量は約140g。子機用充電台は約73×90×47mm(同)、重量は約155g。充電時間は約10時間。使用時間は連続通話が約10時間、待機が約150時間。使用可能距離は約100m。

子機1台の「VE-GD78DL」と子機2台の「VE-GD78DW」の2タイプ。カラーはシャンパンゴールド(写真左)、パールホワイト(写真中央)