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暖房器具の売行きが昨年比3.5倍に。ビックカメラ発表、加湿器は4倍に

ビックカメラでは暖房の売れ行きが好調だという

ビックカメラは22日、最近の気温の変化に伴い、暖房器具の売上げが好調だと発表した。暖房器具カテゴリーの売上金額は、前年比3.5倍だという。同カテゴリーは、コタツ、オイルヒーター、ストーブ、ホットカーペットなどの暖房アイテムを集めたカテゴリーで、エアコンは含まない。

直近の暖房器具の販売状況は、「気温の変化に加え、今年は厳寒であることも予想されていることから、9月末より暖房器具の売行きが非常に伸びております」(ビックカメラ 広報担当者)。また、今年は在宅勤務等により、これまであまり使用していなかった家庭内のスペースを使用する機会も増えたことから、暖房器具を新規で購入する人が増えているという。

「オイルヒーター」が好調

需要が伸びているのが、「オイルヒーター」部門。エアコンに比べて乾燥しない点やオイルヒーターの優しい暖かさが好まれているほか、キャスターが付きのため移動しやすい点が人気だという。

「金額前年比およそ6倍と大変好調に推移しております。中でも特に人気なのが、高価格帯商品となる"オイルレスタイプ"です」(同前)。オイルレスタイプは媒介となるオイルを使用せず、空気を直接暖めるため、軽量、即暖を実現し、環境にも優しい商品だという。

「在宅時間が増える中で、高価格帯であっても快適な使い心地をお求めのお客様に人気の商品です」と同社広報担当者は話す。

オイルヒーターが人気

快適な「おうち時間」には潤いも大切

このほか、加湿器も好調。「お部屋の乾燥を防ぎ、ご家庭での時間を快適にお過ごしになりたい方が増えており、加湿器が非常に好調です。加湿のタイプ(スチーム式/気化式/超音波式/ハイブリッド式)や大きさ問わず好調で、金額前年比およそ4倍売れております」と同社広報担当者は説明する。

乾燥対策に加湿器の需要も増えている