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太陽光パネル発電量と余剰量に合わせて容量を選べる蓄電池システム「エネブロック」

新型蓄電池システム「エネブロック」

Looopは、太陽光パネルの発電量と余剰量に合わせて蓄電容量を選べる新型蓄電池システム「エネブロック」を10月1日に発売する。価格は蓄電容量9.6kWh(4台)で238万円。標準構成はDCコントローラー/蓄電池本体/外部インバーター特定負荷用2kW。

最小蓄電容量2.4kWhの蓄電池システム。太陽光発電設備の容量に合わせて、蓄電池の容量を自由に選択できる点が特徴。

一度設置した後でも最大14.4kWhまで追加工事不要で連結ができ、細かな容量設計が可能。既存のパワーコンディショナを使用できるため、汎用性にも優れているという。

細かいシステム設計が可能

蓄電池本体はコンパクトな設計。従来どおり屋外に設置するほか、クローゼットの中や天井裏といった場所にも設置が可能。高温や低温による影響を受けにくくなるほか、塩害対応や水害時の水没のリスク回避にもつながるという。

家電や電灯に電力を供給する特定付加タイプ(100V、最大出力2kW)と、200V仕様のエアコンやエコキュートを含む宅内全ての電気を丸ごとバックアップできる全負荷タイプ(200V含む、最大出力3kW)が選択可能。

このほか、無料の専用アプリを使えば、発電・充電・放電状況をリアルタイムに確認できるとする。

エネブロックの本体サイズは44×41×9cm(幅×奥行き高さ)。

クローゼットの中にスッキリと収納
天井裏のスペースをいかして収納
リビングなど身近な場所に設置することも可能