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パナソニック、容量3.5kWhのリチウムイオン蓄電システム。USB 4ポート装備
2020年8月27日 09:00
パナソニック ライフソリューションズ社は、充電用USBコンセントを備えた、産業/住宅用「リチウムイオン蓄電システム スタンドアロンタイプ(蓄電容量3.5kWh) LJSF35」の受注を、2021年1月15日に開始する。価格は126万円で、別途工事費が必要。
スマートフォンやタブレットなどの電子機器にUSBケーブルを使って直接接続できる充電用USBコンセントを4ポート搭載した、リチウムイオン蓄電システム。蓄電容量3.5kWh、1,500VAの高出力。USB Type-Aポートを4口備え、停電時にはUSBだけでスマートフォンを約60台充電できるとする。ACコンセントは2口搭載。照明などのほか、電気ケトルのような消費電力の大きな機器を同時に使用可能。
例えば店舗で使用した場合、直管形LED照明が5台、スマートフォン充電が20台、UPS内蔵型のPOSレジなら1台、マイコン沸騰ジャーポットなら1台使用できるとする。
付属の固定スタンドを設置すれば、震度6度レベルの地震でも筐体が転倒しない耐震性を確保したという。このほか、蓄電システム震災対策基準による圧壊試験を実施し、蓄電システムが変形しないことも確認済みとしている。
蓄電池の状態をひと目で確認できる画面操作部、充電・放電時間の設定が可能なタイマー機能など、操作のしやすさにもこだわった。
無償の蓄電容量保証および機器瑕疵保証は10年と、従来よりも長期間の保証を実現した。
なお、パナソニック製HEMSの「AiSEG2」と連携することでエネルギーを見える化できる。
本体サイズは62.5×59.8×24cm(幅×奥行き×高さ)、質量は約60kg。蓄電容量は3.5kWh、最大入出力電力は1,500VA、使用場所は屋内。通信機能は有線LAN通信によりECHONET Liteに対応する。
