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キングジム、紙のようになめらかな書き心地のデジタルノート。筆圧検知は4,096段階
2020年7月14日 13:31
キングジムは、紙のような書き心地を実現したデジタルノート「フリーノ FRN10」を7月31日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は30,000円台後半。
手書きのノート機能のほか、PDFへの書き込みができるドキュメント機能や、カレンダー機能を備えたデジタルノート。一般販売に先立ち2019年12月より行なっていたクラウドファンディングでは、目標金額の10倍以上、約6,000万円の支援を集めたという。
6.8インチの電子ペーパーディスプレイを搭載し、付属のペンを使って手書きできる。ワコム製のデジタイザとデジタルペンにより、4,096段階の筆圧検知が可能で、紙にペンで書くようなスムーズな書き心地を実現したとする。
ノート/ドキュメント/カレンダーの3つの機能を用意する。ノートのフォーマットは、無地・方眼・To Doリストなど12種類から選択可能。加えて、自作のフォーマットを最大4つ追加できる。
ドキュメントでは取り込んだPDFファイルに、手書きで入力できる。USB Type-C端子を備え、パソコンやスマートフォンと接続可能。また、microSDカードや、オンラインストレージサービスのDropboxにデータを保存して、手持ちの端末と共有できる。
カレンダーにはメモを書き込んだり、日付にひも付いたノートを作成可能。タテ/ヨコの表示、日曜/月曜はじまりの切り替えができるうえ、別売の専用カバーを使って本体を立てることで、卓上カレンダーのように使用できるとする。
作成したノートは、約87,000ページ分を保存できる。タイトルやタグを付けて保存することで本体上で検索できるため、過去に書いたノートを簡単に見つけられるという。
画面はE Ink社の電子ペーパーディスプレイを採用。フロントライトを搭載しており、明るさと色味を調整できるほか、暗いところや屋外での使用も可能。またスリープ時にはノートやカレンダーなどを常時表示できる。
リチウムイオンポリマー電池を内蔵し、約10日間の使用が可能 (ノートの記入:1日15分間/PDFの閲覧:1日60分間の場合)。充電時間は約140分。
本体サイズは132×175×10mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約240g(デジタルペン含む)。デジタルペン、替芯×3、芯抜き、USBケーブル(USB Type-A/Type-C)が付属する。無線LANはIEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)に対応。
